月曜日ですが

今日は歌の発表会。
子供の音楽発表会も大人の発表会も上へ下への大騒ぎ。
混乱と動揺のルツボ。


自分では落ち着いていると思っても、リハーサルしたら声が乱れて平常心じゃない。
何か何処が混乱している。


本番で100%の力が発揮出来る人はいません。
何処まで力が出せるかわかりませんが、頑張ってみましょう。

人の目

視線を背中側から感じた事がありますか。？
大抵の方が一度ならず感じた事がある筈ですね。


真っ正面からしげしげと見られる方は稀ではないでしょうか。
役者や歌手、社長に評論家など人前に出る方以外に、機会は少ないのではないでしょうか。



視線のパワーは凄い力が有ります。
川水が岩を穿つ位に人の体を削り取ります。
私の様なブサメンでも様に見える位に効果、障害が現れてしまう。
畏るべし力です。
役者やるまで理解出来ませんでした。


よく芸能人整形疑惑が取り出されますが、整形疑惑の張本人は客やスタッフの視線、注目度です。

非対象者が繊細で、圧力者が強烈な程に劇的な効果が表れる。
子供達の成長や小娘の変化を見るとハッキリ断言出来ます。


だから、武家の子女は習い事に舞や琴をさせられたのでしょうね。
成果を有力者の前で披露し続けていれば、確実に研かれ艶光して来る。


先頭に立てば立つ程に研かれて行くのですから、トップが段違いになるのは当たり前なのです。



勿論、弊害も甚大ですから素養は重要ですけれど。
生死に関わる可能性がある。
それが視線の力です。

知らんプリ

連絡下さいとお願いしておいて、無しの礫は無いだろうと思っても、相手の優先順位が極端に低いと、以上のように放置されますね。


話の発端は地元フィルムコミッションからのメールです。
基本的に連絡は地元フィルムコミッションが行い、集計を制作会社に渡して人選し、決定した人には制作会社が連絡する。
これで映画やテレビの撮影は出来ますが、人選に漏れた人がどうなったか。
各会社の常識が対応差になって表れるのです。


先頃に前橋刑務所前で撮影部隊らしき人が何かしているのを見掛けました。
数日で募集メールが来たから、ソレかもねと想像していました。

だから気乗りしなかったけれど、ボランティアだからと申込みしましたが、昨晩まで一切連絡なし。


漏れたら一言連絡くれればイイのにと憤慨しているのです。
昨晩連絡が来たら断るつもりになっていました。
高飛車過ぎるでしょう。
何様のつもりなんだと。


以前にも前日夜中に連絡が来て、断ったら是非来て下さいと懇願された事があります。
二三日前に問い合わせした事もありますが、連絡名簿に名が無かったと言い訳された事もありました。


タダより高いモノは無いのです。
人の好意を無にすると、代償が大きいかも知れませんよ。

極限の緊張

こんなに緊張して意識が飛び飛びになってしまったのは初めてかも知れません。
イイ歳して小僧みたいな震え方してるなんて、恥ずかしいやら、微笑ましいやら、情け無いやら、嬉しいやら混然となってます。
こんな日になり、こんな経験するなんて思いもしなかった自分です。
貴重な一日でした。


上記のように括ればブログの書込を終わりに出来ますが、それだけでは無かったので追記するのです。




出だしも演技もＦＣで行くエキストラと変わりないのですが、台本を渡されて今日迄来たのは始めてです。
何時もの映像作品に協力する際と95％は変わらないのに、天地が逆さまみたいに変わる。
状況を把握するポイントは全体よりピンポイントの要因なんですね。


キッチリ覚えた台詞が一切出て来ないのが不思議な感覚でした。
自己分析的には、何ら演技的には差がない。
ただ初めての場所で、見知らぬ方と言葉を交わし、重要な役を担って、本番撮影があるだけ。
その他大勢から、演技者名称が付くだけなのです。
慣れた舞台やエキストラと変わらない。
立場の違い程度です。
技能は何も違わないのですから。


突発的に台詞貰って稽古無しで演じるより、準備をして来た分だけ増しな表現が出来る筈ですが動けない、台詞が出ない。
金縛りに遭って、かつ操られていたみたい。
回りの状況･視界が消失する位に動揺してたのです。
冷静さを失うとは、こんな場面なのかと今になって思うだけです。



不思議と心臓が口から飛び出す感覚もなく、回りからはリラックスしてるように見えてたのが合点が行かない。
見た目と中身が違っていた訳ですね。
これじゃ精神異常者でしょう。


貴重な経験と迷惑を掛けた撮影スタッフに監督さん。
共演者の皆様方。
人に迷惑を掛け放しの自分の人生です。
妙に食事が喉を通らないのも緊張の為だったのでしょう。
戻さなくて済んだだけ良かったのかな。？


この一月、嫌なことばかりでしたが、困難であってもしたい事と遣りたくないことではこんなに充実感と達成感が違う。
ひとの心根の不可思議さを味わいました。

ビジネススーツ

買ってから袖を通していないサマースーツを着ました。
撮影用に姿を確認したいから、携帯で撮影.送信願いますと夜中に電話が来たからです。


暑苦しいものです。
こんな服着て仕事に行くなんて、嘗ての自分がしていたなんて想像出来ません。
随分と変わったモノです。


記事に写真を付けませんが、撮影で着るか否か不明です。
衣装が自前なのが自主映画やエキストラの特徴です。

来月の炎天下、猛暑で無い事を祈るばかりですね。！

本読み＆リハーサル

自主映画は時間と予算と人材が不足する。
プロの映画だって今は同じ様なものですが、無い物はない。
有る物はある。
有る物と、居る人で、少ない予算と時間を遣り繰りする。
どれだけ効率良く纏めるか、それが腕の見せ所で、発想力の発揮する機会。


そんな前提で本読みで即リハーサル。
監督の意向や趣意が伝えられて、ト書きの外の意味を知る。
そして演技に反映するように考えて実行し評価・指導を受ける。
短時間で効率良く、想像力を使ってです。
そして共演者との遣り取りで、演技の再構築と反応を繋ぐのです。


脚本は今日貰い、オーディションでの設定違いを確認。
当初の予定や気構えを修正しました。
これが決定稿だと思いますが、稽古中に注文が入って変更されてしまったから、臨機応変に行かねばなりません。
良くある事ですから気に病んでも仕方無い。
登場人物に早く馴染むように心掛けるのみです。
来月に現場入ればそれが本番なのですからね。！

早口言葉

滑舌に関する話題になります。

普段は書類や書籍は黙読・目読しますから、子供の頃みたいな音読・朗読はしません。
脳内解決すると人間は完璧だと勘違いして、外部出力を怠ってしまいます。
だから末梢神経に刺激が減ってしまい鈍感に成るようで。
そして末梢器官も動きが悪くなる。
手足、指先、舌、耳、目が著しい劣化進行する訳ですね。！


そういった訳で言葉が軽やかに出ない。
早口言葉なんか出来る訳が無いのです。


昨日は久々のオーディション。
滑舌を磨いて置かないから散々な仕上がりになりました。
日常の手入れを痛感した訳ですね。


課題を下読みした所でボロが露呈する演出効果があるだけですもの。

反省。！

自主映画の熱気

夢や希望はあっても、機会や体制、資金が無い。
昭和も平成の世の中だってそれは変わらない。
皆、情熱を燃料にして生きて苦しんでいるだけですね。


何事も好きな事して生きて行くのは大変な事です。
好きや嫌いは目に見えません。
行為でわかるだけですからね。


先日に何となくオーディション受けてしまった自主映画の配役テスト。
早速連絡が来てました。
プロデューサーから明け方のメールです。

色々と苦悩していますね。
会場で主要スタッフと顔合わせしていたから、十分に想像出来ます。


情熱を燃料にして生きている人は、応援したい。
人の自然な気持ちだと考えています。
要望に応えて、映画に参加するつもりです。


互いに何事も不足しているのですが、予定は開けておきましょう。
最優先でね。


楽しい現場で、素敵な映画が完成することを願います。
映画の神様が微笑むといいな。！

オーディション

昨日は遠方までドライブして来ました。
目的は自主映画のオーディションに参加する為です。


最初の動機は、お手伝いかエキストラでもと軽いノリでしたが、受付でオーディションは此方ですと案内されて、そのまま流されてしまいました。
まあイイかと。


募集が今回二回目の筈でしたが、大変参加者が多く、プロらしい方もいます。
自主映画でも、制作、出演側ともに上昇志向や意識が高いのでしょうね。
そんな中、ユルユル気分で参加した自分です。
申し込み用紙の内容記入も、捻りや強調、アピールが少ない。
肩の力が抜けた、力み無しの内容。
夢や希望、要望、希求が見られません。
素の自分があり、自分で驚きと新鮮見に溢れる、新しい発見がありました。


カメラテストも力を抜いた演技に努めました。
表面より内面を表現した演技方法。
鴻上さんが言う所の、縦と横の演技分けです。
昨年の今頃はワークショップして勉強の最中。
今回活かしてみたから成果有りですね。


久しぶりに遠方へ出る機会が出来て、良い気分でした。
余り望まぬ行為でも、予想しない成果があり嬉しかったです。

自主映画

自主映画の説明会＆オーディションがあるそうなので、行って見る事にしました。
楽しそうな現場なら参加してみようかなと思っています。
先ずは雰囲気が大切です。
ボランティアなんですから。


何事でも上から下迄はピラミッド型の構造がある、出来ているものです。
コレが無い業界や文化、文明は簡単に崩れ去る。
平成の世の中になり、デジタル家電の価格低下と品質向上が映像世界の制作を一般に広めました。
パソコンの普及と処理能力の高度化、簡易操作、普及ソフトが映像加工の垣根を下げてくれました。

自主映画が間近な趣味や、才能発掘、訓練の起爆剤に為っています。
夢が現実に迫り、発表の機会や場所が増えています。
後はやる気と計画性。
演劇やるより安易な世界に成っています。
プライベートアクト、アクトレスが花盛りも空想で無くなって来ました。
インディーズ作品が増えて楽しそうな時代が来そうですね。


そんな時代だからこそ、楽しそうな現場で充実出来ればなんて考えている自分です。
面白い才能の監督、脚本家に出逢えたら嬉しいですね。