ださださで行く [コラム・ぼやき]
歳を重ねると、隠しようの無い個性で表に出るようです。
そうで無くても着た切り雀の私です。
身なりに全く気も金額も掛けません。
普段着る物は、制服として決めて欲しいと思うくらいなのです。
従って誰か特定の人物と会合する予定でもないと、普段着のまま外に出るのです。
その普段着が、常日頃から美しくあれば良いのですが……。
若い頃から身なりに気を配らないから、もう手遅れ感しかありません。
数年来の同じ服を壊れるまで洗って使い回すのです。
着て行く物に最大限の関心を持ち、呪われるように悩む人と正反対の世界にいます。
何時しかクタビレタ服を切る、くたびれ果てた中年が買い物に出る事態に至るのでした。
そろそろ新しい服に買い替えなくては?
洋服なんか辞めて、和服にでもしましょうか?
蟻が出て来ました [雑多なこと]
「ありがとうなら……」映画の寅さんでお馴染みの、テキ屋の売り口上ですね。
実際に足下に蟻が現れて、何となく思い出しました。
もう映画「男はつらいよ」も、昭和の彼方に消え去りそうです。
時代を映した作品は、時代に押し流されてしまうのでしょう。
蟻も秋の到来で、地面から土中に消えます。
春は花木に花を咲き揃い、早咲きは既に花を散らしました。
季節は深まり移ろい、植物も生物も活動を後押しされるばかり。
四の五のと言っていられません。
本格的な草刈り・除草の時期が到来したのです。
お片づけの春 [コラム・ぼやき]
大昔は農繁期が一年の節目でした。
西洋も東洋も同じだったらしいです。
でも現代は年度が経済の節目でしょう。
特に大型連休は不要品の処分に最適です。
花粉症の苦しみも大抵この頃が節目です。
身体の活動期も5月が最適だと感じます。
今年は気分的に、そう思えるのでした。
押し出されて [道すがら]
昨日のブログで、桜の花が長持ちしていると書きました。
もう今日は、花がすべて落ちて若葉の装いに変身しそうです。
昨日の暖かさで梢の若葉が一気に開きました。
目に新しい若葉の青です。
薄緑一色に変化し続けているのです。
花弁に水分が行くのが止められたのでしょう。
吸い上げた水は葉に届いているのです。
葉が茂り、光合成が進めば枝が伸びて成長するのです。
これが命の息吹かと、しばし見とれた私でした。
散らない桜 [コラム・ぼやき]
今年の桜は花が長持ちしています。
3月の25日頃に満開となり今持って元気です。
足下に花びらが落ちていますが、これは鳥が落とした物です。
満開の後に寒気や雨が来ると、冷凍保存されたかのように長持ちします。
近所にはソメイヨシノの他に垂れ桜が生えています。
とうとう垂れ桜が開花してしまいました。
いつもなら入れ替わり開花するのですが。
桜が長く楽しめますが、木が弱るのですよね。
樹木の負担が大きいので、秋が心配です。
風が吹けば…… [道すがら]
風が吹けば桶屋が儲かる。
例え話では上記の括りですが、現代では医療系が儲かるのです。
一年通して、何かしらのアレルギー症状の出る時代です。
自分の場合は花粉症の飲み薬だけですね。
目薬は昨年から利用しなくなりました。
痒い時は水道水で目と鼻を洗うからです。
入った物は水に流すのです。
一緒に何が水に流れ出したやら……?
息苦しさ [道すがら]
もう桜が散り始めたのに、花粉症は治りません。
綺麗な庭の植木の花々も、素直に楽しめない。
「病気になっても病人にはならない」と素晴らしい言葉を頂いても、自分の心は晴れません。
病は気から病むのですね~。
大型連休が明ける4週間後に期待して、気に病んで生きることにします。
生き苦しさよりも、息苦しさです。
それが春なのです。
良く晴れた空の下 [道すがら]
今風な大人童謡の歌詞ではありません。
今日はタイトルそのままの、静かな春もようなのです。
こんな心の我和む春が何度か訪れました。
今年は平和な春を何度も楽しんで来られました。
その分だけ未来に暗雲が立ち込めている気がします。
まあオッサンの懸念なんぞ、誰も聞く耳持たないから戯言ですが……。
近所の枝垂れ桜や柳桜も蕾が大きくなって来ました。
また花見を楽しめそうです。
雨にも負けず [コラム・ぼやき]
宮沢賢治の志しの事ではありません。
近所にある神社の桜、ソメイヨシノの話題です。
雨や雪、強風に耐えて、花びらを落しませんでした。
けれど天候が悪くなる前にはハラハラと花弁を散らし始めていたのです。
童話の太陽と北風に例えるみたいですが、辛い仕打ちには耐え、暖かな恵には胸襟を開く。
まるで意固地なオヤジか、倫理観の高い人間みたいです。
だからこそ、桜の花は美しいのでしょう。
きっと。