氷雨の一日 [道すがら]
氷雨と書くと、演歌の「氷雨」が頭を過ります。
歌もBGMとなって脳内を流れます。
多感な時期に聞いた歌なので、強く印象に残ったのでしょう。
秋と春の二つの季節に氷雨が降ります。
夏と冬は一度限りなので、遭遇する確率は倍ですね。
だから記憶の上書が発生して、強く心に刻まれてしまったみたい。
『出しゃばらないが、忘れられない』
そんな気がするのでした。
戻り冬とサクラ [道すがら]
冷え込みが戻った今日です。
身体を固くして凍える姿に陥りがち。
でも近所の神社では、1月末に開花した桜が5分咲きです。
梅も咲いたり咲かなかったりと品種によりけりな状態。
枯れ枝ばかりの風景に、濃い桃色が目に癒しをくれます。
まハナモモも満開で、赤紫色に咲き誇っていました。
寒くても週末から3月です。
春めいても良い頃合いになりました。
心癒す春が近寄って来たようです。
悲惨を笑い倒し [コラム・ぼやき]
世の中で起きる多くの不幸な出来事に、遭遇してしまう場面。
そんな時を振り返って、笑いにできる才能があります。
近年のコミックエッセイで、その才能を発揮する女性陣があります。
昭和の文学界では、悲惨な出来事は冷静に仕立てる。
また詳しく分析して、陰湿な雰囲気にまとめたものです。
これが昭和と平成の差でしょうか?
成長期の光輝いた時代には影が濃く出ます。
低成長や衰退期は光が弱く、影も淡く透けて見えるものです。
『濃淡表現』が、演出の違いを生み出すようです。
ならば昭和、平成と生きた人間に合う表現とは何か?
これが今自分の課題であると気が付きました。
足りてる、足りてない? [コラム・ぼやき]
何かが足りない気がするのは何時ものことです。
ですが何が不足しているか、良く分らない?
こんな雰囲気の未達成感を良く感じます。
パズルのピースが行方不明な感じ方もあるのです。
全て揃いそうで揃っていない、未完成で停止してる。
両者の違いは原因が判明しているか、いないのか。
縦型糸の謎と、立体の空間系謎でしょう。
『悩んでいないで探しに行け』
これが答えなのですが、何処を探していいものやら?
全心マヒかよ~!? [驚いた事など]
ヤル気が湧かない気分をタイトルの変形名詞にしました。
全身まひの身体ではなくて、心の在り方です。
こうして文字にしてみると、多くの意味合いが分る気がするのです。
目標に向かって動いても、挫折する日々が蘇ってしまう。
直接の景色よりも、失敗の連鎖が抽象的に見えてしまう。
もしくは色彩となって聞こえて来るのです。
『現状打破は五感を破る事から』
こんな解決策があるかも知れない。
頭で考えて感じていないで、全身感覚を扱って打開策を探る。
身動きが取れない気がする初春です。
地図のデータ? [道すがら]
数年振りに訪れると違う街並みがあります。
また、何も変わらない風景が存在し続ける場所もあります。
行く機会の無い場所は、記憶の更新から放置されたままです。
何かのついでに遠回りして、昔の記憶を更新したいものです。
この記憶はデータではないので、誰かに委ねる事ができません。
私が死んだら更新終了され消去されます。
『何物でも無い何処か』
これが生きる上で心の支えになるでしょう。
自己改革したいですか? [コラム・ぼやき]
自分を変える必要がある現実は『辛い事実』です。
それは過去からの自分史を否定する行為だからです。
自分にどれだけ過失があったのか、内観検証するわけです。
こうした行為自体は、自傷行為に近いですね。
ですから心理学や、メンタルヘルスの技能を持つ身には否定したい。
しかし治療効果として、変革を促すのです。
変えると成長できます、改善する、成功しますと言われたら迷うでしょう。
その迷いは単に『欲』から来るのでしょうか?
他人と違う自分が、他人にとって好ましい事である限り希求されます。
自分が好ましくないと思うなら、要らない自分なのですが。
『欲しい物はヤッパリ手にしたい!』
「駄目だよ」と止める権利を持つのは、自分一人だけに辛いのです。
『そのままで好い』と自分に言い聞かせるのも辛いモノです。
最後に決めるのは己だけです。
さて、どうしたいですか?
意味深だが意味は無い? [雑多なこと]
画家の書いた本を読んでいたら、線に意味は無いと述べていました。
けれど3本の線があると、無意識に人は顔を認識するのだそうです。
目、鼻、口です。
更に2本足して眉毛に見立てる。
すると表情が広がっているように感じてしまうのです。
これが人間の特性らしい。
なので壁のシミや、木のウロを見て霊魂が宿ると思い込んでしまうらしいです。
特に日本人は虫の羽音にも、心を感じ取る感性が備わっています。
アミニズムの世界を持つ文化体系なのです。
『意味はないが、意味がある気がする』
この無意識を捨て去れたら、小吾なのだと思うのです。
『意味があっても無くても、何も変わりは無い』のでしょう。
薬に慣れつつある? [運動・ヘルス・ダイエット]
花粉症用の薬に身体が慣れている最中です。
服薬初日は睡魔に勝てませんでした。
今日当たり、何とか予兆を感じ取れそうな雰囲気です。
寝落ちする直前の、意識が遠くなる感覚を嗅ぎ取れたのです。
来週になれば、身体が慣れて寝落ちを防げるでしょう。
今週は『瞬眠対策週間』です。
くれぐれも粗相の少ない事を願うばかりです。