忘却の火傷跡でした

　
毎日のように自虐の詩を書き連ねているなと感心する私自信です。
細かく反省し、行動を省みていると思えば進歩的に思えます。
何事も見かた、感じ方の問題だと考えられなくもありません。
　
物書きの素養や技能に、細かく見て考える行為が推奨されています。
額面通りに考えて実践すると、とてつもなく疲れます。
応えの出ない問いは、深層思考として永遠に思考続けるそうです。
　
脳内が絶え間なく細かいフリーズと暴走を繰り返すようなものです。
ノイローゼになりそうで、できるだけ無駄に考えないようにしています。
これでは創作が何時まで経っても成寿しません。
　
こうした思考の大振りの影響なのか、細かい事柄を忘れてしまうようになりました。
それがタイトルの火傷跡です。
　
指先に硬い皮膚があって、これは何ぞ？　と先週から考えていました。
皮膚癌とかタコでは無さそうです。
いろいろと考えては記憶を呼び起こそうと奮闘したのです。
　
思い当ったのが、月頭に起きたコンロ五徳での軽い火傷です。
火付きが悪くて調べていた時に火傷したのです。
それが今頃になって皮膚硬化したのを理解しましたのです。
　
若い頃なら一週間で治るような軽度の火傷です。
それが４週間も経過して完治していません。
何という新陳代謝の遅さでしょうか。
　
これが中年の現実です。
　
何とも悲しい気分です。
本当に病気や怪我をしたくないと思えました。
無茶や無謀な行為は止めて、注意深く行動したいです。
　
そう考えて行動すると、また疲れちゃうんだろうな。