大昔の思い出は? [驚いた事など]
幼い頃の思い出や、若い頃の経験は何時の間にか思い出せません。
人生を半世紀以上も経過すると、アルバム内の自分がどれなのか分りません。
全く面影が無いほど成長したのでしょう。
毎日の髭剃りで、鏡を覗いては記憶の上書をしているのです。
一桁年齢の自分を、アルバムの中から見つけるのは至難の技なのです。
思い返すと、二十歳くらいまでは判別できたように思い出せます。
既に成人式も二回以上過ぎています。
三回目も片手の指で数えられるようになりました。
しかし心の奥には困難な出来事が記憶されて消されていません。
それがトラウマと呼ばれる現象を引き起こします。
現在の今でも、自分の判断に大きな影を落とすのです。
でも記憶の表面に現れ出でることはアリマセン。
メンタルヘルスの勉強して、トラウマを掘り出しそうになりました。
役者のワークショップでも、発掘しそうになって埋め戻したものです。
とても危険だから、記憶の奥に埋めたのです。
発掘してはならない、闇の宝玉です。
危険だから触るなと、勉強会で理解もしたのです。
カウンセラーやセラピストになった方は、細心の注意をして活動されていることでしょう。
今を認識しつつ過去を向き合うことは、未来に向けての生き方を決めます。
過去は過去として、自分の特性や指向が存在しても、行きたい気持ちを最優先させれば良いのです。
埋まっているの物は目にできない、しない、要らない物です。
今あるモノで生きれば良い。
そう勉強して再認識しました。
『過去は過ぎて去り、未来は未だに来ない。今を生きよ』ですね。
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