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諦めの速度域 [本・執筆]


書き物をしている際に、ここまで出来たら休むと決めるようになりました。
体も集中力の発揮時間が決まって来たようで、1時間~1時間半が限度のようです。

創作行動が慣れてきて、集中力の発揮する時間内に作業が完結するようになりました。
逆説的に考えると、その時間を超えたら何もできないのです。
机に向き合って、パソコンなり、ポメラでできることは限られています。

回復時間はどうなのか思い出してみると様々です。
短時間で回復する場合は、何かしら違う楽し気な行為をする時でしょうか。

自分の作品の推敲や修正をする時は、集中力が途切れて終わってしまいます。
作品製作はいわば放出で気持ちの良いものです。
トイレでの排出や悪口・告げ口の類で、嫌なモノを出す行為です。
素晴らしい作品を作るプロの方も同じではないでしょうか。
大量に仕入れて処理ができれば、多作・量作が可能だと思います。

自分の作品に手直しをするのは、トイレや浴室の掃除みたいなものです。
やらないと快適になりませんが、積極的に体が動いたりしません。
今日は手直しをしなくちゃと思うと、まるで気乗りがしないのです。
直ぐに飽きてやりたくなくなります。

誰かの作品を読んだり、造形物を眺めたりする場合は別でしょう。
修正するのが楽しくなるので、手直しは改造である創作なように思えます。
文芸作品や映画やテレビを見ていると、自分ならこうするのにと考えが浮かびます。
巨匠相手に身分不相応な考えですが、審美眼は創作力より先に成長します。
その邪な考えが、自分の新しい作品に活かされて行きます。
先人の実績に泥を塗りながら、自分の作品に作り直して行くのですね。

ですから、集中力が切れたのと蓄積物が終了したのが同時であって欲しいのです。
残り物があると、入荷分の空き容量が不足します。
だから放出分も心残りなく出してしまいたい。
どうせ汚物なのですから、勿体ないと思わない方がいいのですね。

読者や投稿先の下読みの方々には申し訳ない気もします。
集中力が途切れて修正が終わらいうちに、投稿の締め切りが来るのです。
遅々として進まない作品の仕上げです。
木彫仏の天空仏のように、中途半端より荒仕上げが好ましい。
そんな気がしたり、します。

言い訳ですかね?





  
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