物欲が沸き出して [本・執筆]
台風１３号が熱帯性低気圧に変わると、朝のニュースで聞きました。
大きな災害が少し小さめになる可能性が増しました。
今年の夏の特徴は、毎週一つ以上の災害に見舞われているみたい。
何らかの天罰を受けているのかと思うのです。
これも夏のホラー特集の影響でしょうか。
梅雨入り前に自分の書いた小説も、災害ものです。
初春から彼岸の頃までに、役所の人間と大学の教授が仕事で苦労する話です。
書き上がて思ったのは、華の無い労働話に至ってしまったことです。
自分の人生観がにじみ出て、悲しい人生を歩んだものだと落胆したものです。
料理でも芸術でも、現代は彩が重要です。
先の大戦の最中に育った、欧州の芸術のように陰気では駄目ですね。
院隠滅滅していては、読者が滅入るだけです。
でも書きたい衝動に駆られた以上、書き上げないと後悔するばかり。
一気呵成に４０日くらいで、クライマックスまで書いて、放置してありました。
見直しをする気力が沸いて来ません。
夏休みの頃からコツコツと誤字脱字を見直していました。
描写や表現の不足は、買い上げてしばらくしないと見えて来ません。
このへんが素人執筆者の悲しい現実です。
プロであれば、提出した原稿を編集者が見直して、朱を入れて突き返してくれます。
朱の場所を重点的に書き直して、構造を見直す機会が早く訪れます。
自分にはそんな機会も無いので、時間を掛けて見直すのです。
しだいに気持ちが萎えて、修正が進みません。
４０日で書き上げた小説が、３か月経っても半分も見直せないのです。
自分の小説を見直すのは、難行苦行の修行でしかありません。
読経した経典を、書き写すようなものです。
つまらないことこの上ありません。
こうなるとストレスで何か違うことしたくなるのです。
その一つが物欲です。
先月の末にも、物品身周り整理した以上に買い込んでしまいました。
ミイラ取りがミイラになったようなものです。
もう見直ししないで投稿しようと思っています。
モチベーションが全く上がらないです。
一次落選すれば、塵原稿なのですから推敲も修正もしなくていい。
下読みの方には申し訳ありませんが、誤字脱字の多い原稿を読んで貰いましょう。
原稿書きに使う文字ソフトが、ＩＭＥなのもいけません。
誤字脱字を修正したり、啓蒙してくれません。
分泌にはＡＴＯＫを利用するか、一太郎を使う方が確実です。
特に日本語の不得意な人間には、文字の揺らぎとか表現の統一とかできません。
足りない技能は、補助機能で補うべきですね。
モチベーションや集中力は、お金をお出して補う方が確実ですから。
ちょっと贅沢や無駄使いを控えて、ソフトを買いましょう。
本気でそう考えているのでした。
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