豪雨に慄く [道すがら]
昨日の夕立には驚きました。
横殴りの雹でした。
袈裟懸けの横殴りではなくて、ボクシングのフックです。
真横であったことは、窓ガラスで確認できました。
夕立が来そうだと、雷鳴が教えてくれました。
それで空を確認したら、黒い雨雲です。
落雷が予想されたので、道すがらコンビニに入りました。
急いでないから、雨の事故は避けたかったのです。
貰い事故などは、勘弁して貰いたいですからね。
そして店内に入って数分した大粒の雨。
即時に大量の雨が降り、白い石礫が見えたのです。
豆鉄砲のような音も聞こえて来ました。
店内のBGMを掻き消す、雨音と量です。
それがドンドン大きくなり、店内の窓から見える雨が増える。
灰色の雨粒がやがて青白い織物の様相を呈したのです。
すると突然轟音が吹き荒び、真横に殴りつける降り方になったのでした。
店内の外は、カーテンが掛かったように何も見えなくなったのです。
お店の中は客と従業員が恐怖の悲鳴を上げました。
店が細かく横揺れしたのです。
暴風による振動です。
竜巻の中にいるのだと自覚しました。
その光景も、数分で消えました。
店からの視界が確保されて、冠水した道路が見えました。
数分間で数センチの降雨量があったのですね。
外では立つことさえできない状況だったことでしょう。
今朝のニュースでも死傷者が出た話題もありませんでした。
九州の豪雨で一杯でした。
関東の夕立は、霞んで消えたのでしょう。
農業被害も出たはずですが、後回しにされました。
大きな被害でなければ幸いです。
こんな経験は一生に一二度だと思います。
早めの避難回避も有効でした。
無理しない方がいいですね。
そろそろ梅雨も末期かもしれません。
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