夜の読書

最近になり、趣味が執筆だけになったせいか、雑誌を買わなくなりました。
これが出版不況につながるのでしょうね。
読み捨てる本が雑誌ですから、読み捨てて貰えないと儲からないです。

コンビニの登場で、書店で雑誌が売れないから経営が厳しくなるのです。
新聞に折り込み広告がなくなると、新聞販売店が倒産して、新聞社が潰れるのと同じです。
出版は広告系があることが前提で組みあがった報道機関です。
ネット広告が増えるごとに、衰退して行きます。
主義主張も、時代の波に逆らえないのものですね。
広告主の希望が、言論統制につながって行くのです。
大袈裟に言えば、資本主義は政治信条さえ凌駕します。

何とかオフや図書館で借りた本を良く読みます。
これは貧乏になったからで、致し方ない部位です。
ネットのニュースとか、強烈に恣意的なので見たくない。
ポータルサイトは、こうしてスマホやパソコンを見る人を洗脳する。
その手法から、先が見えて来て怖いです。

与えられた価値観で、騙されて翻弄されて奴隷かする。
上手く手懐けて消費行動させる。
気に入らない相手は、書き込み会社を使って炎上事件にさせ、テレビに報道させる。
新製品は書き込み会社に口コミを頼んで、話題にさせて雑誌に取り上げさせる。
インテリを騙すのは、活字本が一番です。
バカ者をダマすのはテレビが一番効果的。
ゲスをダマすには、ＳＮＳを使えばいい。
皆、一番対費用効果が高く、即時性があります。
ＳＮＳの書き込み一つで、政治家さえ動かせる時代です。
一億総バカ化は平成に成し遂げられました。
どれだけ上手に手玉に取るのかが、広告代理店の仕事になりつつあります。
モノの良し悪しよりも、世間の注目度が重要です。

こうして私はネットで記事を見る時間を減らし、テレビを見なくなりつつあります。
映画も見に行かないし、ＤＶＤも借りない。
舞台演劇も、演奏会にも興味が失せました。
新聞だって読みません。
バイクに乗って出かけることもない。
軽トラに乗って、たまにお使いするだけです。

そして読書をするようになりました。
静かに活字を追うだけです。
脳内引きこもりしています。

今年の夏は、読書籠り行動でしょうね。

何が拾い出せるやら？



　

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