急ぎ飯して [コラム・ぼやき]
この数年ですが、食事をゆっくりと、良く噛んで食べるようにしてきました。
少ない食料でも、満腹感が早く来るようにしていたのです。
ところが、昨日今日は急ぎ飯をしてしまいました。
心の平安が失われて、無駄に焦っていたのです。
何か得体の知れないみたいな、大雑把な闇に包まれていた気分がしています。
心の闇でしょうか?
何が心に闇雲を流すのか。
それは自分自身だそうです。
人間にとって、宇宙空間の広さは、心の広さだそうです。
観測界の宇宙空間と、認識している宇宙空間に差が生じています。
人にとって、見上げた青空と星空が宇宙の広さです。
地球は自転していないし、宇宙は有限です。
見える範囲しか存在していません。
このように説明されると、自意識の広さを実感しますね。
世界は狭く、目の届く範囲だけだと理解したものです。
あれ以来、ファンタジーやSFの空想をしなくなりました。
メンタルヘルスを学んで、世界が一気に小さくなりました。
テレビの教養番組や、科学雑誌に手を伸ばさなくなったものです。
食事もつつましくなり、暴飲暴食も自然と控えてしまいます。
欲望の大きさも強さも低下したのです。
でも脚本と小説に手を出してから、昔の自分が帰って来たようです。
妙にソワソワして落ち着きなく、急いで何かをしようとするのです。
自分の描く世界観に、自分が取り込まれてしまっています。
せっかく学んだ事柄が、無駄に排除されて勿体ない気分です。
何か一日の内で、落ち着く訓練をしないと駄目ですね。
愚かな小物行動を諌めて、大局を見る人物の目を持つべきでしょう。
いままで書いたことに矛盾するのですが。しかたない。
急がずに慌てないでも、世界は広く保つ。
矛盾を善しとして、受け入れて否定しない。
難しいことですが、新しい行動指針にしたいと考えます。
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