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磁石的な人間か? [コラム・ぼやき]


「類友を呼ぶ」という諺があります。
「マーフィーの法則」もあります。
近年では「ひき寄せの法則」がありますね。

自分に似た人が寄って来たりします。
望まない出会いが、突然に在ったりでしょう。
強く望めば叶うといった意味合いもあります。
基本的に望ましい状態では無かったりしますね。

創作活動していても、このような人物は書き易いものです。
生まれながらの事件体質ですから。
巻き込まれ体質、不条理、理不尽な状態にある人です。
実際の人物でも、架空の人物でも構いません。

問題なのは、当事者であることです。

望ましくない人生を、実際に歩んでいるのが、自分である。
こんな不幸な事はありません。


講談当たりですと、山中鹿之助が、月に向かい願います。
「我に七難八苦を与えたまえ」
自分から苦悩・不幸を望む訳です。
現代風であるなら、常軌を逸した危ない人。
ドラマの切っ掛けならともかく、実際に居たら迷惑です。

自分も芝居の先生に言われました。
「役者なら不幸を金を払っても買え」
「冗談ではない」アニメの有名な人物が言う台詞が出ました。
その位しないと、経験値が積めずに、心打つ芝居が出来ないという訳ですね。

実際に芸能人の中に「不幸の森に望んで彷徨う」人がいるものです。
芸の道が「修羅の道」だと云われる理由でしょう。
常軌を逸したような役者の、潜在的な魅力や圧倒力が生まれます。
順風満帆だと、演技に磨きが掛かりません。

経験的に「良い役者」は不幸の元に生まれて来た人が多いですね。
幸せまで、不幸だと認識しますから。
やたらと裏読みをして、性悪説を地で行くような考え方をしていたりします。

「ひき寄せの法則」でやってくる出来事や出会い。
これを幸・不幸の判断で感じ取るのも個人の価値観や思考性です。
今が幸せだと思える人は、地獄にあっても幸福を感じるものです。
極楽浄土にいても、不幸だと泣く事もできるでしょう。
全ては個人の判断に委ねられますから。

好ましくない人に好かれても、何かしら気づきが隠されています。
見い出すのは、五感で感じた当人のみです。
この前向き思考は、訓練して得ないと身に付かない技法です。
生れ持って備わる人は、天使の生まれ変わりでしょう。

なかなかに出来る事では、ありませんね~。
 



 
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