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貧困の果て [コラム・ぼやき]

先日読んだ本と言うのか、ドキュメント報告です。

前からNHKの特集で取り上げられている、母子家庭の貧困。
父子家庭でもあるし、老人介護宅の貧困もあります。

社会構造が昭和のバブル前と後で、大きく転換したのだと今になって見えて来たことです。

社会構造は、律法制度の下で生じる、構造や価値観、ルールです。
これは律法制度のように明文化されていません。
上手に生きる人には、文字に見えないルールは扱い易い武器。
不得手に生きる人には、障壁であり、凶器だったりします。
最終到達点のあり場所は、社会弱者です。

哀れだ、惨めだと見えても、既得権益を損ねるルール改正を庶民は求めません。
弱いものは虐げられて死ねばいいのだと、大衆は理解しています。
一般世間は、構造改革してまで、弱い物を助けるのが大嫌いなのです。
強い物に寄り添い、お零れを貰うのが、一般大衆と言うものです。

だから弱者対策を推し進めようとすると、強い物が異論を言い陰で追従するのです。
何度もの見て来た、口先改革の成れの果て。
よく弱い者が暴動を起こさないものだと不思議に思っていました。
日本人は秩序ある民族では無くて、単なる馬鹿なのだと判ったのです。

この国で下剋上の戦国時代があったのは、単なるファンタジーなのだと理解できます。
だから、NHKの時代劇は、戦国物が当たるのでしょう。
ファンタジーだと理解しているからです。
弱い者は弱く、虐げられているのが好きなのです。
マゾ体質もあるのでしょうね。

日本の凶悪事件なんて、外国から見れば大騒ぎする程の事件でも無いのです。
社会不満を行動に移せない、弱虫の集まりが日本人ですね。
本を読みながら再確認した訳です。
情けない国民ななんだと感じた。
平和ボケではなくて、平和麻痺している。
困窮者ほど平和麻痺して動けないのです。

本を読んで情けなくなった秋でした。

必要悪は必要なんだと理解し、行動するべきでしょうネ。
不満はドンドン口にして、抗議すればいいのです。
口で言う分には、ほとんど無料なのですから。




 


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