SSブログ

なりたい自分? [驚いた事など]


なりたい自分の理想像ってどんなものでしょうか。
意外と理想の自分がイメージできないものです。
できそうなイメージは欲しいモノであります。
そして形を成しているモノほど、イメージしやすい。
形になっていないと、イメージしにくいです。
頭の中に形ができないと、イメージトレーニングもできません。


スポーツ選手だと、なりたい自分の動作が脳内に描ければ、次第にできるようになるらしい。
これをイメージトレーニングと言って、今から40年くらい前に開発されたみたい。
ものを願うには形が必要です。
スポーツは運動なので、動作がモノにあたるのでしょう。
上手な人を見ろ! と言うのは、イメージを焼き付ける行為だからでしょう。


ところが夢で見た自分の姿は、他人であると脳科学で云われます。
自分で目にしたモノに自分は映らないのです。
確かにそうですね。
記憶に自分が映れば、誰かを見た情景に自分を当てはめている。
舞踏会に憧れる、シンデレラの妄想と同じです。
シンデレラは空想話ですから、自分の脳内で王子様と踊る自分をイメージしても止む負えません。
つまりなりたい自分を、誰かに当てはめると、なれない自分になってしまう。
あくまでも自分の目線で、視点で他者を見るしかありません。


このことが演技でも言えます。
上手な人の演技をみて、ああなりたいと思う訳ですから。
理想の誰某に、自分の姿を当て嵌めてしまう。
これだと上手になりません。
どこかで自分の目線・視線に置き換えないといけない。
カメラ展開しないといけない。
それには3次元の視点を持ち込むしか、手法はありません。


文字で現されているモノは一次元。
絵や映像で表されれば、二次元。
肉眼で見たモノは三次元。
三次元を自分の目に置き換える。
空間変換するのです。
三人称から一人称に転換する。
文学的な手法でもあります。
三次元の操作を、一次元の世界で転換し直すのですから。


最近になって、上記の事に気が付きました。
ダンスがうまく踊れないのも、転換していないからです。
まして正面から見たら、左右が逆なのです。
映像データにしても、真正面だと覚えられない。
脳内の一時記憶場所が確保されていません。
ダンスが上手な人は、鏡合わせで踊る事さえできますからね。


理想の自分に至る道筋。
意外と神仏に頼る祈願より、脳科学的な思考が大切かも。
理科系の男子は特にそうです。
理屈は行為の前提で、転換して実践する記憶場所を脳内に確保する。
そんな考え方を身に付ける必要があるようです。


 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

草刈り鎌スルーして ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。