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自己満足 [芸術鑑賞]


手前味噌の話しです。

今年の梅雨頃、慰問に行きました。
永年学んで来た、コーラスの披露をした訳です。
数年前から、活動の発表場所は老人ホームが主になりました。
そこでの様子を録画してくれたのです。


たいてい録画していますが、見る機会がないのです。
いろいろと事情があるのでしょうが、録画を見た事がここ数年ありません。
どんな感じなのか、少しだけ関心があったのです。


何処かの音楽祭に出演する時は、録画を送っています。
そんなときの撮影記録は、画像サイトに登録されています。
披露の模様を、勝手に登録されてしまったモノもあります。
荒い画像と、高圧縮された音声を、業務使用前提のノートパソコンで見る。
「ま~ま~」が自分の感想でした。
月二回の練習なら、こんな感じかと思っていました。



ところが、今回は違いました。
いろんな都合で2割くらい参加者が少なかった、一番少人数だった公演です。
期待薄だったのです。
貰ったDVD映像を見聞きして、感動しました。
「こりゃいいな!」と思ったのです。
自分の出演している作品見て、感動したのは初めてです。
芝居も、ソロ歌唱も今一つでしたから。


実力以上の仕上がりになるのが集団芸です。
御芝居も、自分は今一つでも、作品としては大抵Goodでした。
お客の反応を肌でも感じていたから、そう思えるのです。
これがリアルの芸能の、効用です。
御芝居とか、カラオケとか、反応が判り易い。
判別できるのです。


でもコーラスはワカラナイのです。
お客さんは大抵、無反応ですから。
クラッシックのコンサートと同様ですね。
最近はスタンディングとかあるのでしょうが、田舎だと静かな客ですから。

それに老人ホームの入居者は、すっかり脱力していたりします。
心の感じが、お世話している人にしかワカラナイものです。
表情筋も筋肉なので、使わないと反応し難いものですから。
素人には心持がワカラナイ。
間接的に感想が伝わって来ます。
そのようなものです。


でもビデオは、実力や雰囲気の何割か吸い取ってくれる。
映像で見て良い物は、実物ならば相当良い物なのです。
もちろん、映像技術で誤魔化したりもできますが、それはプロだけです。
ベタ撮りした映像には、性急力が足りない。
記録映像資料でしかありません。
技術の差が現れる世界です。


そんな悪条件でも、自画自賛してしまう。
感動しちゃった私です。

自分で歌わないで、客席から見てみたいモノです。
そりゃ~無理でしょうがね!
幽体離脱したら出来る?
歌えないか、それじゃ。




 

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