目論み

根拠の無い目論見を夢と言うのでしょうか。
言葉の解釈は難しいものです。
目論見はモクロミです。
言葉として、夢でも希望でも無いと考えます。


必要だから言葉があるのです。
巷の流行みたいに、何でも「カワイイ」とか「ヤベー」とか言うのでは言葉は要りません。
簡単に何でも抽象的な言葉に放り込んでしまうのは如何なものか。
何も考えていない、感じていないと宣言しているようなモノです。
似た者同士の集まりならともかく、知らない間柄や世代が違うと問題になるでしょう。


目論み。
計画。
戦略。
方策。
夢。
希望。

並べてみると、似ている気もするけれど違います。
一つの袋に入れても、混じり合うことは無いでしょう。
目論見はもくろみです。
それ以外の何物でも無い。



振返ると、目論見があって行動することは殆どありません。
行き当たりバッタりや、勢いで決めていたように思えます。
感じたままや、影響下で何らかの反応を見せただけです。
無から何かを思考した事なんてありません。
目論見も、何かしらの受動的な代謝活動ですね。
結論を見据えて、結果を変えたい願望があって策定する行為です。
今が良ければ、欲に駆られてしまわない限り、目論見をいだく事はないのでしょう。
現在に何らかの不平不満や、改善策を願って考えることです。



自分でブログを書いていて、そうなのかと納得しております。
もう一人の自分や、大いなる何かに導かれているのでしょう。
考えるとは、何者かに知恵を授かる事のようですね。
目論見は得た知恵により、行動指針が決まってから、結論付けられる。


少し知恵が付いた、土曜の昼下がりです。




　

タグ：夢 希望 目論見 計画 戦略 戦術 思考 思い付き 感受性 受動的 被害