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美しい懐メロ [お稽古・勉強]


以前に書いたことがあると思います。
私はコーラスで歌をやっているのです。

基本的に、コーラスで取り上げる課題曲は昔の歌。
混声楽曲にして如何に綺麗に聞こえるかが重要です。
歴史的には欧州の石作りの部屋で、芸術性を高めて来た。
日本のような、民族曲で皆で歌う労働歌ではない。

あと教会で神を称える為に発展してきた。
清貧であるべきだと、楽器で奏でるのではなく歌声のみ。
男性だけとか、女性だけで歌われて来たのです。


それが、アフリカからの奴隷時代が変革をもたらした。
欧州や米国で、黒人奴隷が全てを奪われ、文化も奪われた。
あてがわれたのは、支配としてのキリスト教の歌だけ。
さらに教会も別にして、黒人達だけで讃美歌を歌った。
それがゴスペルになった。
黒人特有のリズミカルな音楽が、バロックを蹴散らした。
それがジャズになり、リズム&ブルースになった。
やがて白人にも浸透して、ロックに活かされるようになった。
白人の労働歌はカントリーミュージックになり、ポップスへと活かされた。


それが第二次大戦前後に日本に、土着音楽として入ってきたのです。
ジャズのブームが、ロックのブームが起きた。
アメリカでの奴隷制度が廃止されて、ゴスペルの文化が映画として日本にきた。
日本でもゴスペルの音楽が、コーラスとして残ったのです。
それが私の手元にも来たのです。
巡り廻って、私の心に神の光を届けることになった。
それも日本アレンジでです。


かれこれ片手で済まないくらいの期間、歌って来ました。
日本風のゴスペルは、クワイヤーよりもコーラスが似合う。
差別や偏見の歌よりも、喜びの歌がイイのです。
唱歌を歌って育った世代なら、日本風のコーラスでゴスペルを歌う。
これが一番心の届く歌になる。
欧州や中央アジアの神々と縁を切った、賛美の歌です。
神々の国に相応しい歌になります。


日本に来た、新たしいロックやポップスも、日本風になった。
「カレーうどん」や「スパゲッティ―ナポリタン」「ハンバーグ」みたいなもの。
いつの間にやら、味は日本風の調味料で味付けられて、庶民に浸透している。
歌も全て日本風なのが、日本人に合うのです。



だから懐メロも、いつの間にやら日本式コーラスへ。
何だか変だなと思いつつも、四声合唱へ。
昭和の演歌やポップス、平成のロックやR&Bだってコーラスへ。
そのコーラスもアレンジされてゴスペルに。
神を称えるフレーズらしいものが含まれていればいいのです。
讃辞に言葉を言い換える必要も無い。
気持ちだけあればいいのです。
それと後ろ拍のリズムがと、クラッピングがあればいい。
手拍子で後ろ拍にリズムを刻むだけです。



神々の棲む日本に相応しい外国音楽。
それがゴスペルのようです。
精霊たちを称える音楽になる。
そして御利益で一杯になるのでした。




 


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