雨宿り

移動手段がカブであることは望ましい限り。
条件として花粉症と雪、雨は避けたい。
今年の大雪でも、カブに乗って移動していましたからね。
慣れると何でもない気持ちになれる。
凍傷にならない前提があってのことです。


今日あたり、太平洋沿岸は雨が強そうです。
自宅周辺はポツリポツリと、ときおり降りそそぐだけ。
たまに大きな雨粒が落ちて来ますが、時折です。



だから合羽を着ないで走る気持ちになってしまうのです。
大丈夫、大丈夫で短距離を走るのです。
もちろん合羽を携帯しての行為です。
「春雨じゃ、濡れてゆこう」なんて台詞が浮かんで来るのです。
その通りになって楽しんでいるのです。

道々で雨雲が濃い方向に走ると、やっぱり強く落ちて着る。
移動速度が速いから、向かい入れるとか、突撃しているようなもの。
「退け～、退け～」と心内で掛け声掛けて、楽しんでいるのです。
わざわざコンビニ見つけて一休み。
雨が小降りになるのを待つ。
「茶をひとつ」なんて感じです。



雨宿りしながら、外を確認しつつ雑誌の立読み。
都内と違い、店員の視線は痛くない。
この場所も快適なのです。
現代の馬宿で茶屋ですからね。




　

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