とんぼ返り

『とんぼ返り』ならぬ『トンボ帰り』になった今日。
道は雪で覆われ、辛うじて一車線の道に車が溢れた。
当然大渋滞です。
その最中に、カブで出撃したのです。


以前にも書きましたが、郵便屋さんはこんな日でもバイクで配達。
バイト経験のある私は、雪道でも結構走れる事実を体験済。
危ないとは思いつつも、出かけたのです。


案の定、車は市街地に近づくにつれて、大渋滞が増す。
国道の大きな路肩帯には、トレーラーがズラリ。
運転手は何処かに避難して、道を駐車場にしています。
大きな国道で、雪除けの置石になっていましたね。

主要県道はビッチリと詰めて動かない。
裏道の雪の解けかかったところを探りながらの冒険です。
長靴をバタバタしながら、ラッセルして進行する。
溶け始めは横滑りません。
溶けると横滑りするのです。
この加減は、タイヤから伝わる感覚で走るしかない。
圧雪されると、雪が上に乗っても滑る。
感覚を研ぎ澄まし、予測と予想で対応するのです。
転ばなければいいのです。
途中に赤い色の郵便配達とすれ違いました。
みなさん当たり前のように、雪道を進んで行きます。

そんな冒険をして、通常の五倍の時間を掛けて行ったのに！
タイトルのようになりました。
携帯電話が鳴ったみたいですが、奮闘中の自分にはワカラナイ。
こんなものです。

日の高いうちに引き換えしながら、スーパーでお買い物。
結構食材が手に入りました。
一昨日、昨日と客が来なかったからでしょう。
生鮮品は勿論、少量しかありません。
ライフラインが断絶しています。
帰り際に、中型保冷車が、お店に到着しました。
本日の午後や、明日には品物が並ぶでしょう。
中継拠点には、品物が備わっているのでしょうね。



予想外の大災害になった今日です。
命懸けの冒険はスペクタクルでした。
童心に帰る一瞬ですね。




　

タグ：災害 確認ミス 雪道 連絡ミス 受難 通勤 通学 天災 雪かき 雪おろし バイク カブ 郵便