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日本語の音韻 [お稽古・勉強]

昼食後ですが、日本語の音韻に関しての講座を受講して来ました。
会場は御年寄りでいっぱいです。
まあ平日の講座ですからね~。
当然と言えば当然。
ニホンジン、ヤスミマセン~から。


もう私は一般的な日本人を捨てたので、興味が湧けば行きます。
近所であればね。
最近は車の運転も嫌いになったから遠出したくない。
電車やバスが好きになりました。


さて、文学界に足を突っ込みながら生きております。
文字に対する限界と問題点に関してのお話しを頂きました。
音に拠る言葉です。
文字ではなく、です。


識字率が上昇したのは江戸時代になってから。
世の中が安定し戦争がなくなってからです。
この先は私感で書きます。


戦争が亡くなると生き死にが薄れます。
そうするとストレスが増えるらしい。
生き死にが現実だと胃瘻が無くなるらしいです。
戦争時代の臨床で明らか。
平和に生きると人生を考える時間が持てる。
すると哲学が流行る。
人生哲学なので学ばなくても考えちゃう。
戦争、飢饉、流感が流行ると宗教が流行る。
有名な宗教家は平和な時に生まれません。


どちらにしても文字が読めなきゃ会話です。
言って聞かせる。
昔だから発言者の顔や身振りも見える場所が聞こえる範囲。
言葉+動きです。
言葉の意味が反転しても、真実が伝わる。
嫌よ嫌よも良いの内と呼ばれるような現象です。
尤もらしい嘘がばれる。
真実が突き通るのです。
壱語一句ではなくて総論としてです。
この頃の言葉には勢いと響きとリズムとテンポが重要です。
同音異語は混乱の元です。
全体を聞けば理解もできます。
無駄が増える。
この時に重要なのが和語ですね。
話し言葉が力を持つと、歌が流行るのです。
だから非文字が重要なんです。


現代も何を言っているか解らない歌でも伝わる。
流行するのも理解できるでしょう。
今は見た目が重要だからですね。
言葉でない説得力。
ラジオ、レコードの時代は違っていましたね。



今日の講座を聞いて、私感で解説をしてみました。
詳細はこれ以上書きませんが、何となく伝わったかも。

CA3K0012.JPG


活字に活動の場を向けています。
文字の持つ矛盾点や無力なところを知った。
良い勉強になりました。


音以外にも、見た目の力も理解する機会でした。
書家の『あいだみつお』の世界が、力を持つ理由もわかった。
色々と理解していない事柄も見通せたのです。


勉強するのは大切ですね。
知らないことを知る喜びと驚きです。




 

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