大切なもの

散文をキーボードに打ち込んでいると見えてくるものがある。
また現れて消えて戻らないこともある。
一人で何か考えているのと違う行為と違うのがわかるのです。
画面に出た文字の列と対話している。
寸前の過去である自分と一瞬の今の自分。
それが対話、会話者であるようです。



何を言うのか、書き込んでいると思われるかもしれません。
昔の自分ならそう感じるはずです。
しかし、少しながらでも心理学に関しての勉強をしました。
その何がしかの知識や経験が導くのです。
共感して貰える誰かと打ち解けた話をすると自分が見えて来る。
知らなかった自分です。
ある時に流行した自分探しができる。



それを自分自身で少しだけ、可能にするのが散文です。
自分を受け入れねばできないので、簡単にわゆかない。
そんな技術の一つだと考えます。
いいもの見つけたと得した気分。



このブログのように誰かに見せる文章でない。
自分と対話するために永遠の秘密である文章。
かつての哲学者は文章を書き、物語を作りながらしていた。
近代の思想家はみなこの手法を使って自分を探した。
今はそう予想しているのです。
優れた技法でお金も掛からない。
時間があればいい。
静かな場所を見つけるだけ。



ヤル気があれば直ぐに出来る。



演技の方向を修正して文学界に流れようとする。
何をしようかと悩んで、今日閃いたのです。
暫くは自分を掘り下げて鉱脈探しをします。



何だか凄く楽しそうです。




　

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