ＡＢＳの不思議

不思議な事では無いけれど不思議な出来事です。

月頭に買い替えた車は、今時の車通りにＡＢＳが付いてますが、
これが大抵トラブルの種に成ります。
最近は聞かない話ですが、初期の機械は嫌われ物でしたね。
何が嫌がられるかと言いますと、
ブレーキのタッチが常に変化する事ですね。
特にドイツの製品は嫌がられてました。

何故ならブレーキのエア抜きが綺麗に出来ない、
気密性が良く無いから手応えが不安定。
そんな記憶があります。
感覚の問題ですから制動力の違いが無くて数値に出ない。

これは作り手と使用側の意見の相違でしかありません。
だから対策出来ないしクレームや要望で無くなるからワガママと受け取られます。
某ドイツメーカーは暫くその機械続けてましたね。


今回のトラブルはそれを販売店に言った私の事です。
ブレーキが甘い、踏み応えが変わるです。
その症状を最新式のテスターで調べて貰ったから、
制動力に問題ありませんの返事。
そのまま答えを受け入れて帰りました。
ただのクレーマになってしまいますからね。


ところが受け渡された車の症状がかなり改善されてました。
何も整備してないから不思議でしたが、
多分力任せに強く踏み込んだからエア抜きが偶然出来たのでしょう。
理科の実験で瓶内のオモチャ潜水艦が浮き沈みするのと同じでしょう。
圧力と体積の変化ですね。


完璧とは言いませんが良くなりました。
後は当たりが出るのを待つだけ。
どんな具合に変化して行くか楽しみです。