見えないけれど在るんだよ [雑多なこと]
金子みすづの詩にある言葉の一節です。
テレビで放送されるCMに入っていますね。
夜空では見える星も、昼間では見えない。
見えないけれどそこにある。
自分も夢や希望を託し、在るけれど叶っていないだけと思うのです。
見えないけれど、もう少し先に来ていると思うのでした。
こうした心を支える言葉が、とても嬉しいのです。
彼女の詩は、多くの作家が絵本に利用しています。
宮沢賢治の童話と同じく、大人の心に大きく強く響いて来ます。
西洋のエンタメとは違う物語やエピソード群ですが、日本人の心の奥底に響くのです。
これはいったい何でしょうかと、考える機会が増えるばかり。
真似しようとすると自壊してしまう、作家特有の世界感があるのです。
模倣さえできない孤高の作品群です。
天才の真似して痛い目見るよりも、凡才は基本に沿って作品を作るだけです。
この数年間に自己主張しながら物作りしましたが、自分流は駄目でした。
来年からは心を入れ替えて、基本に沿った作品に仕立てます。
思考回路から改造しましょう。
桜が咲く頃には、新しい自分の作品を完成させたい。
もう来年の話しをしても、鬼は嗤わないでしょう。
誰かに届いて、笑わせてやりたい気分です。
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