手馴らし、指馴らし [雑多なこと]
手文字や、手書き絵は運動をするのと同じですね。
運動量が低いのですが、繊細な抜く力加減を求められます。
脳味噌まで筋肉だと言われる運動選手が、字が汚いのは当然です。
力仕事の人は指先が微妙に震えるので、筆文字や楽器戦争が苦手です。
ピアニストは重い物を絶対に持たないとそうです。
重量物を手にすると指が震えて、しばらく納まらないからだそうです。
そんなことで朝一の手馴らしが必要なのです。
文字書きや線描には、手の筋肉を温めて眼との連携も必要です。
だから本番書き前には、練習をして体を馴らす必要があります。
当り前の事実を実感したのは今日でした。
指先の動きが悪くて線が震えていたのです。
その時に気が付きました。
本を沢山持って歩いた実事に。
雑記帳を使ってしばらく自由線を描いて、手の震えが納まるのを待ちました。
素人描線でも震えの跡が見て分ります。
何事でも身体を動かす前には、軽い馴らし運動が必須なのです。
これから寒くなるので、得に指先の血行が悪くなりますから。
特に注意したいと思ったのでした。
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