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無い物ネダリだから [コラム・ぼやき]


 
思い起こすと、タイトルの内容をくり返して生きて来た気がします。
夢を追うとか、希望を持つとかは、無い物ねだりをして騒ぎ立てる事につながっています。
 
何らかの不足や、欠損を埋める行為を『努力』と言います。
努力の最中を『我慢』『辛坊』『忍耐』と申します。
 
何だか『清貧の勧め』みたいですよね。
『苦労を自慢』する行為は、心理学で『自傷行為』につながると判断します。
 
そうした思考ですと、成功者の『苦労自慢』は『パニック障害』『境界性パーソナティー症候群』となります。
苦労し過ぎてオカシクなったと判断するのです。
 
だからこそ、苦労人の自伝が面白いのでしょう。
何でも無い普通の人に、興味深く読めるのですね。
 
作家や芸術家も、上記同様に人格や人生の欠損があると考え至ります。
足りない何かを探して七転八倒するから、特徴的な芸術作品が生まれます。
 
そんな精神理論的な考察で、自分が秀作も良作も作り出せない理由が理解できます。
思ったよりも普通の苦労をして生き永らえて来た。
 
きっと心や人生の足りない部位は存在せずに、細かい傷跡くらいでしょう。
幸せな人生を送って来れたのです。
 
そう考えて幸せを実感して、愚作や駄作が生まれる僥倖を感謝します。
これで良かったのでしょう。
 




 


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