終わりよければ? [雑多なこと]
終わり善ければ全て良し。
こんな格言がありますが、本当でもないみたい。
終りがあって始りが生じます。
終りが好ましくても、自己満足だと他人が何か言います。
この時にやり切った感が無いと、終わり方に疑問を抱く。
好かったはずなのに、良くないのかと疑念を持つのです。
自己満足し易いナルシストなら、他人の意見に耳を貸しません。
気真面目な日本人だと、疑った目で見てしまいがち。
特に自分のようなコンテスト投稿者だと、落選が憑き物です。
選ばれるのは一点の作品だけです。
選者の好みや、目的との違い、気分や体調、選者同士の相互関係。
多くの要因が渾然一体と練って結果を生み出します。
良いも悪いも紙一重ともなるでしょう。
口悪く言われるなら、ドングリの背比べです。
特に新人賞ならば、針にも棒にも為らない作品も多い。
中途半端も数知れず。
一番の作品だって相対値で、時の運です。
最高作品をうわまる、超最高作品が居れば落選です。
善し悪しも、絶対値の中では相対的で終始します。
最高も『井の中の蛙』と『クジラ』を見比べれば辛い。
自分の全力最高努力も、儚い力しか持ち合わせないでしょう。
今持っている力で努力して、成果を生み出せばそれで良しと思う。
ナスシストでなくても、満足すればいい。
そうでないと次回作が作れません。
思いの外、気合やモチベーションは重要な心持ちです。
誰かに何か言われても、善し悪しを判断しない。
決めるのは他人でも、満足は自分で決めたい。
そのように毎回思うのです。
出し惜しみをしない事が、後悔しない前提条件ですけれど。
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