迷走の時間 [雑多なこと]
脳内が迷走していると感じたら、瞑想が一番効果的です。
浮かび上がる迷いの数々に、ラベリングをして捨てて行くのです。
妄想を押さえたりすると、かえって思考が迷走します。
あるモノはあると肯定して、捨てれば良いのですね。
あるモノを無いとかイケナイと考えるから、苦しいのです。
要らないモノが残るだけで良い事はありません。
捨ててしまえば在ったモノであり、今は無いのです。
この手法は禅と違います。
古典的な仏教手法であり、現代精神科の技法でもあります。
あるモノを無い事にはできないのです。
非現実の空間である脳でも、現実界と同じ処理が必要です。
不用品は捨てるか、誰かに譲渡するしかないのです。
思考は自分だけのもので、外部に持ち出しできません。
だから残された手技は捨てるだけ。
しかも物体化していないから、いくら捨てても廃棄物になりません。
処理場も満杯になりません。
大小の区別もありません。
良否の判断も必要ないのです。
瞑想したいと思ったら、すべての思いは要らない思考なのです。
ドンドン捨ててしまいましょう。
これが迷走に対する瞑想です。
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