強風の一日に思う [雑多なこと]
驚くほど強い風の一日です。
空は晴れて美しいのですが空気が動いています。
人間の目には風で揺れる木々や肌で風が感じるのみ。
直接的な空気の流れを見ることができません。
洗濯物が飛んだり埃が立ち上るだけです。
気持ちの良い風を通り越して災害に近い強さがあります。
季節がらこうした風が吹くことは稀です。
花粉症の末期までに落ち着くのが習わしです。
台風でも無いし雷でもありません。
こうした特異な現象も地球温暖化か寒冷化のどちらか?
もしくは複合的な新現象でしょうか?
未経験の季節風に懸念を抱くのです。
珍しい自然現象を密度に人類の文明被害だと考えます。
自分はこうした思考の癖があるのです。
テレビの健康番組で注意喚起がありました。
不安を感じ易い人は神経症になりやすいそうです。
確かにその手の被害妄想が湧き上がります。
それが創作意欲を喚起するのです。
でも現在の文学作品にSFはありません。
アニメの世界でも語られません。
場面設定としてSF世界が前提であるだけ。
破滅に向かう作品は皆無です。
せいぜい宇宙人が攻めて来るくらいです。
文明や科学技術は善である社会常識があるからです。
創作意欲やアイデアが浮かんでも仕方ない。
コンテストに応募しても失笑されるだけ。
ネット公開しても読まれないでしょう。
読者側に想像力がないからです。
今はエンタメの時代で無思考な客を尊ぶのです。
作者と読者が一緒に空想恐怖を考察しないのです。
そんなわけで一人で脳内創作して楽しんでいる訳です。
書いている作品はみな人間のドラマだけ。
どうしてもファンタジーや魔法世界には進めません。
ホラーになったりハードSFを書きたくなるのです。
ミステリーはハードボイルドやノアールに変身してしまいます。
社会の不条理や理不尽に目が行ってしまうのです。
人と人との関係に目を向けなくちゃいけません。
書きたい作品から読まれそうな作品へ転換しています。
風に吹かれながら癖が流れ去る事を祈るのでした。
書きたい作品は自分だけ楽しむように趣味で書かなくちゃ。
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