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欠乏感を得て [コラム・ぼやき]


部屋の梁に掛けていた古着を処分しました。
昨日、古着店に売り払ったのです。

帰宅して思ったのが、部屋の雰囲気が変わったこと。
朝は思考が停滞していて気が付きませんでした。
でも夕方は、思考回路が正常に近いでしょう。
部屋に入って違和感を感じるのです。

壁紙の色合いを感じながら、違和感を知るのです。
そして部屋の広さと明るさを実感してます。
明るく開放感を得たのに、喪失感が濃いです。
失った物の影響を、肌で感じているのでした。

もう二度と手に入らない品です。

衣服の年度毎変化は止まりません。
これほど変化し続ける種は無いでしょう。
ですから同じ品は手に入らないのが常識です。

品物として進化しつつ、デザインで変化を止めない。
だから見慣れた室内の景観は、二度と元に戻りません。

何かを失い、何かを得る。
何かが無くなってこそ、新しい品が居場所を得るのですね。

欠乏感、喪失感の跡に、充たされる。
補充感で満足を得られることでしょう。
暫らくしたら、新しい室内風景に馴染むかも知れない。

変化は恐れで、期待感でもあるようです。

失った品に、少し思いを馳せて、感謝の念とします。
アリガトウ服よ!
 




 
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