食欲が減退して

人間にも冬眠していた時代の記憶が残っているのでしょう。
最初の哺乳類時代の記憶でしょうね。
秋になると食欲が増して、体脂肪を蓄える機能です。
　
今年は１１月中に、１２月の気温になりました。
それで潜在記憶が解除されたのでしょうね。
今週になって食欲が綺麗に無くなりました。
無性に腹が減る気分が、無くなったのです。
　
つまりダイエットの季節です。
春まで蓄積エネルギーを消費すればいいのです。
本能に後押しされて食べなくてもいいのです。
少し食べて満足したら、無理に食べなくていい。
　
今までは食欲があれば懸命に食べたし、食べないと不幸せでした。
これからは食べたくないのなら、昼食を抜いても良いですね。
夕方まで我慢して、早飯食べて寝てしまえばいい。
もう若くないし、体力仕事もしていなから、消費カロリーは極小です。
老人の食事くらい、新陳代謝も落ちていることでしょう。
亡くなってしまうまで、ノンビリと食事を減らせばいいのです。
食の未練を少なくして、枯れるように静かにしていればいい。

そんな気がしています。
つまり人生の転換期が来たのです。
下り坂が眼前に現れた、見えたのです。
それは人生の終着点です。

近いのか遠くなのかは判りません。
遠近法の世界ではないからです。
でも下り坂なのは、足元で判る訳ですね。
　
これから欲が減って、生きるのが楽になるでしょう。
これも福音の一つです。
人生脚本の、大事な役目の山場が過ぎた証です。

目出度し、メデタシ！