たらふく野菜食

寒くなってくると野菜が美味しくなるそうです。
でも近所のスーパーで購入するカット野菜は美味しくなりません。
何故なんでしょうか？

自宅の家庭菜園の野菜は美味しくなっています。

南国育ちの野菜が、輸入される前に加工されているのでしょうか。
だとすれば納得の味です。
思い切り筋張って、歯ごたえがありますからね。

昔に外国旅行した際に、コンドミニアムを利用したことがあります。
近所のスーパーマーケットで、見慣れた感じの野菜を購入しました。
結構出来過ぎの葉の形をしていました。
蟲食われの跡も残されています。
これらはみな歯ごたえのある野菜でしたね。
そして味が濃くて、甘みが無いアッサリ味。
つまり渋みが少ないのです。
灰汁が薄いのでした。

灰汁が薄いのは、虫に食われにくい環境だからですね。
野菜は蟲に食わないように、灰汁を強くして生き残ります。
だから雑草は美味しくないのです。

赤道直下のジャングルだと、虫が豊富ですからに苦めになるでしょう。
砂漠地帯で人工的に栽培された品種だと、草の臭さも少なめです。
虫が飛来しないから、蟲が付きにくいのでしょう。
それに寒暖の差もあるので、野菜が大きく身の丈を伸ばします。
広がると乾燥して枯れてしまうのですが、縦に伸びれば表面積は少なくて済みます。
その分だけ筋張るのでしょう。

まあ仮説で物を書いています。

それとも工場栽培でしょうか。
最近は家庭用の野菜栽培機械が売られています。
家庭内野菜工場です。

こちらは水を使い、水耕栽培するのですね。
寒暖の差が無いから、甘くないけれど、渋みもありません。
液肥で育つので、液肥の養分の味です。
６次産業製品ですね。

カット野菜の袋を見ると、日本製と書かれています。
ならば輸入食材ではない？　可能性が高いです。
仮説を考えるのに、根拠が限定されます。
想像力と知識を増やさねばなりません。

さて正解は？

ここで思考停止するのが一番良いです。
今月に入って、野菜で満腹です。
腹が膨らめば、どうでも良くなる人間ですからね。