背筋が寒い。風邪かな、悪寒？

日中に寒気をもよおしました。
背骨の当たりが、ゾクゾクして鳥肌を感じたのです。

本日の気温は１０度台前半。
これで寒く無ければ、風邪もひかない事でしょうね。
朝にフリースを出して着て行ったのに、寒気を感じる。
昨日が立冬ですから、冬本番です。

更に問題があるのは、今書いている作品がホラーなのです。
今だに背筋が凍るような表現が出来ずに悩んでいます。
日本的な怖さは、心理戦です。
西洋的な怖さは怪物です。

実体のないものに恐怖を抱くのが日本人です。
形あるものを恐れるのが西洋式。
長く侵略者の侵攻に恐れたり、逆襲された経験が西洋人の遺伝子にあるのでしょう。
神が死んだ世界観であり、現実界と向き合う思考です。

日本は自然が濃くて回復力が高いので、神仏や自然を恐れます。
自然災害の原因が神だと思って歴史を重ねて来ました。

自分が作る作品は、見聞きした映画やドラマ、本や漫画に由来します。
昭和後半はインターナショナルの時代で、何でも御座れでした。
和洋折衷の怪物や妖、神仏の託罰に慄いたものです。
深い闇にも怖さを感じて育ちました。

今の平成生まれはどうでしょうか？
この人達は何を恐れるでしょう。
全くわかりません。
意味不明の怖さがここにあります。
世代間格差が見えて来ません。
執筆に迷いが生まれます。

ホラーは演出が重要です。
だから手法に迷いがあると、作品が崩れたままに完成してしまいます。
ならばと、自分の信じる道で書いています。
これで駄目なら仕方ないです。
次を当たるしかありません。
最悪、自分が恐がればいいのです。

ホラーを書くと、悪いことが起きると言います。
何とも無い人もいますが、悪夢のような体験を見聞きするものです。
その後の人生に暗雲が垂れ込めたりする話を聞きます。
今が最悪な状況かとも思うので、これ以下も無いと考えたりします。
神々の助けを借りて、運気上昇があるかも？
ホラー作品は危険で恐いです。