切り替え時? [道すがら]
このところ朝晩の寒暖差が大きいです。
それで夜明け頃に目が覚めます。
窓を全開にして寝ているので、外の影響が大きいのですね。
山の冷気が里に流れ出すのが、夜明け頃なのでしょう。
ゆっくりと冷気が川に沿って降りて来る。
そんな気がしています。
昔に仕事で通年行った工事現場があります。
山間部と平野部の境にある川辺りで経験した話です。
真夏の日中に暑くても、夕方前から涼しい風が来ます。
気温差があるので、夏は快適だろうと踏んだのです。
ところが大違いでした。
見渡すと家が少ないのです。
地面を掘ると、石器時代の集落が多く現れるそうです。
昔の人も快適な場所だと感じて住んでいたと思いました。
でも、家が少ないのです。
古い集落も、なぜか山に近い方にまとまっています。
畑の広がる場所には、建物が少ないのです。
農耕地として、避けていたのかと考えました。
ところが梅雨明け頃から様相が一変します。
雷が凄まじい勢いで下って来ました。
ほとんど毎日です。
例外なく毎日のように来ます。
しかも雷の勢いが凄い。
生きた心地がしないことが多かったです。
雷雲と近いのですね。
そして冬です。
太陽を浴びて暖かです。
吹き抜ける風も、川面辺りを行きます。
夕方に冷え込んだなと思うと雪が降るのです。
里方面に数百メートル下がるとやみます。
積もらないのですが、降ります。
スリップ事故が多発するのです。
つまり日中は快適でも、夕方から朝までが危険なのです。
真夏と真冬がこの通りです。
つまり住むに危険な場所でした。
近代化でビル構造が生まれて、風雨に強くなりました。
でも落雷だけはどうにもならないでしょう。
住んだら、家電製品が何度も被雷事故で破損するのです。
危なくて住みたくないです。
でも近年宅地化が進んでいます。
知らない人が、移り住んで来るのでしょう。
欲しい住居地は、周囲の旧家に行って聞いた方がいいです。
通年居ないと現実を把握できないでしょう。
日本の土地は、変化に富んでいるのですね。
田舎暮らしは、危険が多いかも知れませんね。
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