過剰で不足な機器！

便利なのか不便なのか、理解できないのが汎用品です。

誰でも問題無く使えるように工夫すると、皆が不満を持ちます。
誰かが、誰かの為に、良かれと考えた結果、皆に嫌われる。
何と言う不条理、理不尽なのでしょうか。
悲しいですね。

機械は誰かの思惟が強く反映されるよりも、簡単単純が好ましいです。
家電や自動車、ＩＴ機器も、単純な方が汎用性が高いです。
目指すなら軽薄短小です。
それだって行き過ぎると、好ましくない結果になります。

便利を追及する程に、不便になる。
不便を解消すると、便利が生まれる。
一巡すると、どちらが起点で終点なのかワカラナイ。
自分の尻尾を加えた蛇みたいです。
小さくなって限界点で止まったまま、身動きできなくなる。
元にも戻れないし、消え去ることもできない。
邪魔な存在になるだけです。


何か買う時は、簡単操作の品物にします。

使いこなせない商品は、過剰な品物になってしまうのです。