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竹組み [道すがら]


村の年寄りが集まって、どんと焼きの竹組みを建てていました。
風も無く穏やかな日曜日です。
本来ならもっと後に組み上げるのですが、カレンダーの組み合わせが悪いようです。
 
村内の人々が、旧年の御札や達磨を持ち寄り、お焚き上げに伏します。
自分も新しい達磨を買って来なくてはいけません。
昨年の達磨に目を入れて、満願にする必要もあります。
毎年の事ですが、新年を迎えられる、一つの喜びの行為です。

竹組みを眺めて感じたのは、他国の国の施設。
ネイティブ・アメリカンのテント。
モンゴル高原のゲルです。

簡単な構造で屋根組みをして、かつ天井が空いている。
不活性ガスが滞留しない知恵と、布地の燃えない工夫です。
あと湿気を貯め込まない構造ですね。
日本の藁吹き屋根も、天窓が空いていて暖房効果が薄いですね。
燃えない工夫は、温かさを貯めない構造でもあります。

ビニールテントで過ごすと、湿気で朝テントが中から濡れています。
通気性が悪いと、温かでも湿気が籠り、濡れて冷たくなるのです。
天井が解放されている方が、結果的に暖かいのです。
不思議な実効性があるわけですね。
天井が高い程、雨が降っても、中が濡れない不思議さもあります。
 
理論と現実の差が、経験の差で現れる。
長生きはするものだと思う訳です。

だから、新年の目標は長生きすること。
これだけで多くの知見を手に入れられる。
長生きするものですね。




 

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