朝焼けの空

朝が冷え込むこの頃です。
最近は朝方のトイレを我慢して、布団に入っています。

流石に今日は我慢の限界。
膀胱炎になっても困るので、夜明け前に置きました。
何となく暗いままの窓です。

用を済ませて外を見たら、少し色付いているのに気が付きました。
窓を開けて北風の冷気が入って来ます。
顔を出して西の空を見たら、赤紫の空が見えました。
これが朝焼けの色なのかと感心して、しばらく眺めていたのです。

北風で家を揺らすほどの晩でした。
綺麗に晴れ上がり、雲一つない西の空。

夏場の夜明けとまた違う色合いです。
初夏の頃に、何度も見た朝焼けと違う色合い。
焼けかたが何やら濃い目です。
闇の色が濃くて、朝日と拮抗して交じり合う感じです。
光りも絵具のように交じり合うのかと、想像が膨らみました。

見惚れていると風邪を引くので、窓を閉めて布団の中へ。
もう６時に近いから、起きていてもいいのでしょうが、もうチョット気分。
見事に寝過ごして、朝の感動は何処へやら？
良い物見たら、起きて感動を味合わないと忘れてしまいます。
夢の彼方の置き忘れてしまうでしょう。


以前に絵の先生からは、朝日と夕日の違いを確認しなさいと言われたものです。
色合いの違いを知ることが、絵の上達に欠かせないのですね。
言葉で違いを端的に表すのなら、文学の練習です。
見事に切り取って見せれば芸術に昇華できます。
素人には難しい相談ですが、何事も勉強でしょう。

そう思いつつ、見事に寝過ごすのでした。

あすは週末、寝過ごしても何とかなります。
　
　

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