カレーの味 [雑多なこと]
油断をしていると、同じ食材を毎度口にしてしまいます。
これが男の行動なんだと理解しつつ、愚かしいと感じるのです。
昨晩の夜にカレーを食べて、朝も同じカレーを食べたのです。
気が付いたら昼も、カレー味のハンバーグを食べていた。
今晩の予定もカレーでした。
夏場に全く食べなかったカレーです。
夏野菜の時季は、野菜が豊富でベジタリアンしていました。
食の趣向が老人化して来たので、肉よりも野菜系を選んでしまうのです。
そして味の強い物やキツイもの、辛い物を遠ざけていたのです。
秋になって寒くなると、温かな品を口にしたい。
活動的になるような品物を探してしまいます。
肉類とか辛い物ですね。
カレーは日本人の口に合った国民食と化しています。
自然とカレーを選んで口にする。
面倒な食事の選定や、急ぐ時間繋ぎに食べるに適しています。
座って直ぐに食べる事が出来る、レトルトや食堂も多いですね。
味も固定化されて外れもないのが、現代のカレー実情ですから。
毎回カレーで飽きないモノかと思うのですが、食に対する興味が薄くなりました。
生きる気概や情熱が冷めてしまうのも、老人化現象です。
拘りが薄まり達観しているとも言えます。
思い起こすと、飽きるまで同じ食材を口にし続けたことはありません。
ご飯や納豆は毎日食べています。
それに近い、毎日食べる食材が少なからずあります。
飽きるのを越えて習慣化すれば、食べずに居られなくなるでしょう。
依存症とも、禁断症状だと言えるのでしょうか。
食べ物の逆襲、呪いでしょうか。
コメント 0