空気に流されて [驚いた事など]
その場の雰囲気の強さに圧倒されたのでした。
何気ない雰囲気に飲み込まれて身動きできない。
自由な感じがしながらも、金縛りとでもいうのでしょうか。
どうにも抵抗できずに、従わざるを得なかった。
こんな経験は初めてでした。
今日は慰問でクリスマスコンサート。
初めての場所とはいえ、何度も経験した慰問です。
施設の雰囲気だって、何時もの感じでした。
ところが施設の集会場に入った瞬間に、身動きできなくなった。
体は何時のも通りに動きましたが、心を掴まれて動けない。
心からの指令が停滞して、体の隅に流れて行かない。
気持ちの制御ができないのです。
歌う喜びよりも、唄わされる雰囲気に取り込まれてしまった。
練習の成果が全く表に出せない。
会場の支配者に、このように歌えと強制されているかのようでした。
三十分にも満たない、短い時間なのに物凄く疲れたのです。
グッタリ気分で終えたコンサートでした。
帰宅路の道程が、重く眠くなりそうで、恐ろしかったですね。
途中で窓を開けて、冷気を入れてリフレッシュしたのです。
滞った気分の欠片を、走行風とともに道に捨ててきました。
心の浄化を願い、体を幾度も労わり擦ってみました。
ハンドパワーを発揮させてみました。
いつもなら、歌は力を与えてくれるのです。
歌う事は解放であり、浄化だったのです。
今日はその道筋から、何か大きな力が雪崩れ込んできたみたい。
抱え込まないで、捨てることに心掛けたのでした。
場所場所にある雰囲気、空気感。
注意しないとイケませんね。
生きる術として、その場の空気に飲み込まれない気持ちが重要です。
良い経験をさせて貰えました。
次のクリスマスコンサートでは注意します。
安心安全、安定安住の為に、心配りをする。
無病息災、長生きの為にです。
コメント 0