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AとB [本・執筆]


紙のサイズの、お話しです。

社会人になって知ったのが、紙の大きさの工業規格です。
もう三十年以上前の思い出になりました。

世の中に今のようなトナー焼付コピーが一般的でなかった頃です。
コンビニだって、都内に数件しかない時代です。
その頃にコピーサービスなんて、専門の印刷所以外に存在しませんでした。


その頃は「青焼き」と呼ばれる、日光写真みたいなコピーが主流です。
新入社員は、明けても暮れてもコピーに精を出していた時代。
理科系男子なので、コピーも楽しかった思い出です。
感光具合とか調整していたし、ジャミングも多くて、修理ばかりしていました。
職人さんみたいなことが、楽しかった。


今では社員にコピーを頼むなんて、パワハラとか言われる時代です。
価値観も大転換しています。


そう、紙のお話したね。


当時は役所系はBサイズ。
技術関連にはAサイズが主流でした。
紙の大きさが混在していて、処理が大変でした。
それにワープロも無い時代です。
手書きの文面で、まずは原稿サイズから悩むわけです。
書面の大きさは業務にとって重要な出発点でした。
扱う紙の厚さや種類も重要でしたね。
細かいことに気配りする時代でしたから。




今は大抵の書類はAサイズですね。
書籍類はBサイズが今も主ですし、変型判も多数あります。
印刷業界人ではないから、気にしていませんが、管理が大変でしょう。
いくらデジタル印刷(DTP)でも、大きさから悩むことでしょう。
Aサイズは活字で読むのに、大き過ぎる感じがあります。
自分で書類を作成して、仕事に活かすとなればAサイズです。
コンビニや100円ショップでも、A4が主の取扱です。
原稿用紙や履歴書だって、A3折りかA4片紙です。


でも学校とかでは、今もBサイズが一般的なのでしょうか?
文字の世界は伝統的なBサイズが力を持つのでしょう。
今回の舞台で配布された脚本や楽譜は、みなBサイズ。
字が細かくて癖壁しているのです。
今日もコンビニで拡大コピーしてきました。
目が疲れて仕方ない。
手間も費用も掛かります。



コンビニで時間かけてコピーしていました。
自宅の小型インクジェットプリンターでは、拡大コピーが大変。
手汗や水で、印刷面が滲んだりします。
トナー焼付の書類が欲しいですから。


Bサイズの書類がAサイズに拡大されて、使いやすくなった。
満足感や無敵感が増しております。
小さな行為ですが、自信の高数値化になるのです。
心の支えになる、重要なアイテムですからね。


老齢化に向けて、A4、A3の書類に統一して貰いたいところです。
邪魔な大きさなんですけれど。
鞄にも、入り難い大きさなのですが、利点が大きいのです。





 

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