高級目薬 [雑多なこと]
一昨年から高価な目薬を使っていました。
ちょっとしたことで品物がなくて、違う品を購入したのです。
一般的な価格帯の目薬です。
思い返すと、昔使っていたような価格帯の品物です。
その品物が使い切れたので、帰り道に買物をしようとしたのです。
一応薬剤師の方がいたので、成分を見て貰い選びました。
裏面の成分表を見て、これで充分だと思いますと勧められました。
購入価格が1/3になりました。
目薬の成分とか、効能とかは何処にあるのか疑問を抱いたのです。
店にしてみれば、高価格で利幅の大きい方がイイでしょう。
それが商売の基本です。
家電製品も、車も、家も、衣類もそうです。
食料品やサービスでも同じ。
付加価値にどれだけの価値を客に抱かせるのか。
これが儲けの肝になります。
成分に希少価値があるときに、どれだけの価値観を持てるのか。
それが高級品と呼ばれる品物です。
高給な分だけ頻度は下がっても、利幅のお陰で儲ける。
それが高級品で儲ける手段。
如何に、無知な金持ちの所有欲をそそるのかが勝負です。
希少価値が高まるかが、儲ける肝になるのです。
汎用品は競争が激化するので、価格だけで勝負になる。
その時の儲ける手筈は数しかありません。
利幅を下げても、多く売ればいいのです。
薄利多売ですね。
高回転率が絶対条件なので、停滞したらお終いです。
危険な商売ともいえます。
駄目な時の、引き際が重要なのです。
これで大丈夫ですよ。
この言葉が判断決定になりました。
これでイイやと思えたのです。
足りない成分が、知っているような成分でしかなかった。
普通に売られているサプリ系の成分だったのです。
目薬に入っている必要性を、認めるに足りない。
『コレで充分』が、自分の脳裏に納得がいったのです。
お財布の中身が減りませんでした。
何だかお得な気分になれた。
貧乏人の喜びは、支出低減ですからね。
心も財布も喜んだ。
次から『これでイイ』にします。
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