眠れない夜

こんなに暑くちゃ眠れない！

それが先週からの呟きでした。


そんな文句を言いつつ、熱帯夜の最中に安眠できた。
何か山の方から、明け方近くに冷たい空気が流れて来ていたのです。
海辺なら波の立つ山風ですね。
だからサーファーは明け方から頑張るのですね。

この心地よい風もつかの間です。
朝食の頃には、スッカリ汗が滲んできます。
また暑い一日が始まったと、ガッカリするのです。


眠れない夜に涼しい風のお陰で寝られる。
これも窓を全開にして寝る、田舎の風景ですね。
と、言いたいところですが、家ぐらいです。
大抵の家は窓が閉まっているのが見えるのです。
冷房を家中に効かせているのでしょう。
電気が足りなくなる訳です。

窓を閉めたら、暖かい風も、涼しい風も入って来ません。
季節の移ろいどころか、時間帯の変化もわからない。
防犯とかも考慮しなくちゃいけませんが、泥棒なんて田舎には来ません。
顔見知り以外の人が、注目を浴びるのが田舎の特徴。
泥棒も顔を覚えられたら困るので、田舎には来ない傾向が強いモノ。
窓開けて外を眺めていれば、悪さをするものに警戒感を与えられるのですから。


寝苦しいと思っても、人は睡眠を採れるものです。
寝ないと死んでしまうから寝るのです。
それでも寝られない時は寝られませんね。
経験あるから実感として知っていることです。


寝ようとするから寝られない。
起きようとすれば寝てしまう。
受験勉強はその典型です。
映画やドラマもそうでしょう。
見ようとするから寝てしまうのです。
人は皆『天邪鬼』ですからね。


眠れない時は、絶対に起きていると頑張ればいいのです。
寝たくなければ、必ず寝てしまうのですから。
起きようとすればいい。
頑なに決意すれば、短時間で爆睡します。
間違いありません。



　

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