ノー残業は修行

どうしても仕事が収まらないと残業しちゃいます。

何故なのでしょうか。
終らく手も良いのなら、終わらせない。
それも一つの手段ですね。
終らない者は終らない。
当たり前のことです。


自分の中に何か価値観があります。
こいつが何かのスイッチを入れてしまう。
「やらなきゃイケナイ」スイッチの元です。
カチンと音が聞こえたりするものです。
自分中にある、得体のしれない別電源です。
それが起動してしまうのです。


日本人だと沢山の予備電源スイッチを持っているみたい。
生まれながらのハイブリッド人種なのでしょう。
自分に一切容赦しないで取り組んでしまうのです。
誰かに教育されたのでもないし、埋め込まれたのでもない。
修行とか困難が大好きなのです。

「辛い、辛い」とか「いや～大変でさ～」とか苦労自慢する。
歳を重ねて引退すると、病気自慢、怪我自慢に走る。
誰かに苦労を見て貰い、気遣って貰いたいのです。
生まれながらの「困ってチャン」なのでしょう。

他人が聞いていなくても、勝手に自慢話を始める。
小さい子を観察すると、困っていることを大切な宝物にしている。
「聞いて、聞いて」と打ち明け話を勝手に始めます。



それと苦労を皆で共有して、もたれ掛かるのが気持ち良いのでしょう。

やたらと会合や飲み会、食事会をしたがるものです。

因みに自分の場合です。
先の勉強会でも、勝手に世話係を初めて、飲み会が決まってしまった。
流れに逆らわず、引き留めない事に決めた、今年の私です。
「はい、ハイ、よろこんで」と、相槌を打って置きました。


誰かと気分を共有したいのでしょう。
これを心理学で「共感」といいます。
共感しておくと、相手は安心するのです。
近い人に合意と共感をして置く事は、メンタルとして重要です。
これが最近の、自分への「修行」かと思っているのです。

「黙って従え」＝修行の一つですからね。
これは宗教に関する本で読み、実践してみています。
何が得られるのか、何が判るのか、感じるのか実験です。
宗教も毛嫌いしないで、色々と分析して見たい。
簡単にできることならやってみる。
駄目そうなら止める。
進行も、撤退も、自己判断で行うのが基本です。


前振りが長くなりました。
それでこのところノー残業を実践中。
ワーカホリックの集団的行動に、穴を空けて見るのです。
周りに従わないのも、反作用的な「共感」の実証実験。
風当たりとか、雰囲気とかを調べてみたい。

終らないものは終らせないで先送りしてみます。
あと、立派な仕事はしないで、時間内と能率で取り組んでみる。
６０点当たりの仕事術でもあります。

多くの取り組みをして、調査をしているのです。



年末頃に何かデータ分析とかで、見えて来る事を期待します。
幾つかの取り組みに、何らかの結果が分析できるのか？
楽しみなのです。




　

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