ひっくり返し

上手いタイトルの言葉が見つからないのでした。
言葉にはなるけれど一言で言い現せないのです。
この何かを延々を考えて表現して行くのが小説。
そのように小説指南書に書かれていました。
ならばブログくらいで言い現せる筈もありません。



上手に言葉を出せない経験がお在りでしょう。
特に表現力が乏しい頃。
青春の頃なんて正に最中でしょう。
だから若者は暴走するのです。
そのように心理学や社会学の本に書かれています。
そうなのかなと思うし、思えないしです。
自分はどうだったのか？
覚えている筈もありません。



先日、自分の写真集を見ました。
小学校の入学写真を見たら自分が誰だかわからない。
卒業写真は判りました。
多分。


そんな歴史の彼方なのかと思ったのです。
自分が誰なのか判らない。
数十年前の自分が現れたら軽蔑されそうな出来事です。
しょうがないだろうと思ったのです。
それは今の自分の思考、価値観。

過去の自分なら許せないだろうと覚えている。
忘れた自分の少年時代なら何とも思わなかった筈です。
それも覚えている。
覚えているツモリです。



不確定な確信ではあります。
自分で言うのも何ですが適当な人間だなと肯定できる。


更に考えて行くと哲学になるので止めました。
自分は哲学者になりたいのではなく、芸術活動がしたいだけ。
それが芝居や歌や絵、彫刻なのです。
それだけの事。



何処かで思考が妙な捻じれを起こしている。
それをヒックリ返しと言えるのか否かも確定できません。
何を言いたいか言葉にできず・・・・・？


　

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