途方に暮れた週末 [公演の想い]
とにかく疲れた週末でした。
メイク講習会から始まった大疲労週間でした。
ブログの更新も出来ない程に疲れて帰ってきて、
疲労が残ったまま朝出かける毎日だったように覚えてます。
肉体的な疲労と精神的疲労は３：７位と感じてます。
立ち座りが出来ないような衣装着て一日を通し、
着た物を脱いで漸く一息ついたら、既に夜も１０時過ぎ。
空の星と、お月様にコンバンワです。
舞台は魔物が住んでると言いますが、
取り込まれて充実感を味わいながら、
続けて苛烈な鞭打ちを与えられているようなもの。
喜び、楽しみ、藻掻き、苦しむのです。
自分の達成感が受けてに伝わらない技量である現実を知り、
スキルアップの方策も無いまま苦悶しながら、
進行する時間と場面稽古に一人気を揉む。
手を差し伸べる方々の好意、行為も空しく、
想いを表す技量が無い事から、
物語を正しく表現できない現実が待ってます。
人の振りを見て参考にしても、
自分の物として転化できない不器用な自分です。
来週の本番を前に余りに高い壁が立ちはだかっていました。
今更ながらの無能ぶりに気づかされ、
所在ない状態です。
そういえば去年も、舞台本番前日に強烈な駄目を喰らい、
谷底へ転落する程の気分を味わった自分でした。
毎度の事にしたくないと思っていたのに、
また繰り返される悪夢と現実、思い出。
後はやれるだけやって、
自分が糞味噌言われるだけを耐えるだけです。
長い時間付き合ってくれた共演者、スタッフに、
小さな感謝が出来る舞台演技ができればと思ってます。
見に来る客に、多少たりとも感じて貰える事を祈るだけです。
それが出来る、出来ないは、
本番直前までの少ない時間での努力なんでしょうね。
