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屋敷祭りです [雑多なこと]


 
とうとう師走になりました。
昼頃から強めの北風が吹いて、12月風の空気感です。
それは綺麗に晴れあがって、冬の快晴といった感じですね。
 
それで月頭は屋敷祭りです。
御稲荷様、コンコン様を祀って、家の家内安全、無病息災を願う日です。
 
自宅に稲荷を祀らない家も増えました。
祀らなくても火事になったり、病人が出たりもしません。
 
基本的にコンコン様は祟り神に分類される神様です。
実際には狐ではありませんが、眷属が狐らしいのですね。
 
山で人間を騙す妖怪を、狐とか狸とか言い表わします。
地域によっては、ムササビ等も化かす獣らしいです。
ある意味どの動物でもいいのかも?
 
騙された時に最初に見る獣が、狐や狸の人里に近い動物なのでしょう。
猿は悪さをしても猿として見られるのは、悪事の当事者として姿を見せ続けるからでしょう。
騙された方も、人に姿形の似ている猿では許せない気持ちになるのでしょうね。
 
私も猿に悪戯されたら、激高することです。
犬や猫なら躾しようと思い立つはずでしょう。
狐や狸に人間の心は通じ無さそうで、最初から諦めてしまうでしょうね。
 
戻って屋敷祭りです。
イワシと赤飯にお酒を捧げて供物にします。
狐なら油揚げでしょうが、そうではありません。
何故なのかも知りません。
 
それに石の社に入った狐の御神体ですが、これが出所不明です。
親も何処のコンコン様か知りません。
 
住吉神社系の稲荷ではなさそうです。
何処の馬の骨かワカラナイ稲荷様みたい。
 
祖父の代、もしくは曽祖父の代から有るみたいです。
もう出所、身分も分らないのです。
何度も猫に壊されて、ボンドで継いだ焼き物の狐です。
狛犬も狐です。
 
自分が子供の頃には、社は木製でしたね。
この半世紀くらいで、石製に格上げされたらしいと記憶しています。
この家がある限り、祀られ続けます。
 
しかし自分は未婚で子無しですから、家が絶えたら誰も祀らないでしょう。
自分が死ぬ頃には、家も耐用年数を超えてしまうはずです。
その先はどうなるのか、まったく分りませんがね。
 





 

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