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不正実が利益を生む悪人ならば [驚いた事など]


 
適当に誤魔化すのが好きです。
人に見られていなければ、平気で悪さをします。
 
それは心が弱くて、狡が楽だと知っているからです。
それなのに倫理、倫理と真逆な言葉を用いて、更に人を陥れます。
 
そうした人物を狡猾と言います。
狡して誑かし、悪巧みを働くのです。
 
そうした人物になることが大人でもあります。
子供の頃はバレル嘘を言い訳にして、大人になると隠して見つからないようにする。
 
立派な人物だと思われたければ、嘘や出鱈目を隠し通し、バレそうになると翻ったり逆ギレしたり、恐喝するのです。
これが立派な大人であり、威張る権力者であり、中身のない虚無な人物なのです。
 
そうした人物は強さを正義にしたがります。
愚かな民衆は力のオコボレを欲しがります。
 
欲にまみれて独り悦に入るのです。
決して反省も懺悔もしません。
 
創作を頑張ると、どうしても倫理や正義を後回しにしてしまう。
反社会的な発言や、暴力を容認して欲してしまうのです。
 
理由がわかりません。
でも最近になって気が付きました。
 
そうした悪の権化を知らないと、善も書けないのです。
中途半端に作品が仕上がって、メリハリもカタルシスも得られない。
 
自分に足りないのは、強烈な悪や、問答無用な善。
溢れる愛に、底知れぬ憎しみなのでした。
 
作家は死んで地獄に落ちるそうです。
ダンテの神話に出てくる地獄探訪にあります。
 
真実がどうなのか永遠に知り得ませんが、特別嫌な気分になるものです。
作っているのは、空想話、嘘話なのです。
誰にも迷惑を掛けていないと考えていましたから。
 
でも努力しても成果が実らない作家はどうなのか?
それはそれで中途半端に心配になるのです。
 
悪人と一緒に地獄の底では、割の合わない現状ですからね。
 




 

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