不健康診断とは? [運動・ヘルス・ダイエット]
集団検診を健康診断と呼んでいますね。
何方が正解なのか知りませんが、調べたいのは健康ではなくて不健康。
病気を探しているのです。
病や病理が見つからなければ良かったし、兆しが発見されたら注意をします。
ですが中高年は問題だらけだと診断されます。
それで精密検査に行き、大抵は大丈夫だと言われます。
ときおり、これは駄目だと宣言されてしまう人もいます。
もっと早く病院に来ればと聞かされても、もっと早くに自覚できていない。
だから手遅れとなるのですね。
自分の高血圧も、日々の計測から知った事実です。
健康診断では『高目』と指摘されて、健康回復に努めろと注意されていました。
専門医の受診が必要だと、二年前から言われていました。
2月からの継続治療で、平常値で安定してきた血圧です。
定期健康診断を受診するべきか、後回しにするか考えてしまいます。
がん検診も、たまには調べて置きたいものです。
市の助成で癌検診を受けられるのですが、これがミスマッチ。
人間ドックのある総合病院では、人間ドック以外の検査を好ましく受け入れていません。
自由診療は規定診療と違い、医療界の儲けどころ制度です。
お客様にはセット料金を集団で受けて貰へば経費も下がる、手間も下がります。
病院の経営も成り立つし、職員の労働も少なくて済みます。
無駄な手間や設備と同じく個別診療は、余剰で手間で悪なのです。
企業の検診を最優先したいから、個別の検査は患者以外調べたくない。
医師の数にも限りがあるので、健康体への検査を避けて通りたいものです。
なので国保の人間は、疎外感や差別を感じるのです。
いちおう医療行為も商売でサービス業です。
儲からないなら『お断り』したいのは人情ですね。
それが資本主義、個人主義の本質です。
健康診断も経済活動の渦にある、小さな木片の群れみたい。
遠目で見れば塊で、近くで見れば粒なのです。
あるけれど無い存在なのです。
何万円も出して、人間ドックを受診するか、何度も休んで病院巡りをするか?
毎年毎年、行く行かないを決めかねているのです。
『生老病死』の大原則に則り、死ぬまで何もしないも、ひとつの手だと改めて思うのでした。
自分の人生や命の価値を、常に考えるのが中高年世代なのですね。
アレコレと心配するだけ損ですかね?
どうせ死ぬまでしか生きられるのですから。
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