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叫び! [本・執筆]



ムンクの叫びは有名ですね。
あの漫画絵は日本人に馴染みの絵柄です。
欧州の人々も、世界大戦後に魅かれたみたい。
 
あの絵柄を見て思うのは、作者が精神疾患だと思えることです。
ファン・ゴッホもそうでしたね。
あの色彩の特徴は、思い悩んでいる人の心をよく表しています。

障碍者支援の展覧会とか尋ねると、沢山見られます。
誰かに教わった訳でもないのに、似たような絵を見る訳です。
色彩が黒に近いのは鬱系ですね。
原色で目がチカチカするのが、分裂系でしょうか。
メンタルヘルスの勉強をするようになって、何となく見分けが付いた?
そんな気がしています。

絵だと時空を超えて残ります。
残そうとすればの前提ですけれど。
 
ところが言葉は残りません。
文字化すると残るのですが、録音でもしないと残らない。
多くの場合、独り言で言う場合は聞き流して欲しい時でしょう。
聞いて欲しければ、他の行動を取ります。
 
子供だと親の目の前で悪さを始めますね。
関心を持って欲しいから、悪さをするのです。
これが思春期だと、反抗したり犯罪に走ります。
街で走るのは、犯罪者や暴走族です。

暴走族や旧車会の連中は、人の多くいる所に出ます。
誰か不特定多数の人に注目して欲しいのです。
つまり脳味噌が幼稚で、園児並の知能だからです。
悪い事をするのに人目に付く場所を選ぶ。
本物の犯罪者は人目を避けます。

だから暴走族上がりは、犯罪組織で使い捨てになるのです。
所謂鉄砲玉です。

こうした叫びに類した行動は、多くの疑問を世の中に投げます。
どうしてあんなことをするのか?
当人も分っていないのです。
それが犯罪心理学です。

こうした学問を身に付けて、エンタメを作ろうとするのが作家。
どうしてそんな勉強をするのかと、消費者側は考えます。
説明するよりも、実作品を購入して欲しい。
いちいち面倒だからです。

作品に賞を貰うよりも、出来立ての作品を購入して貰いたい。
過程では無く、作品を優先して見て欲しい。
作家ではなくて、苦労して書いた本、描いた絵、刻んだ彫刻です。
それが作家の叫びなのです。
 




 

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