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したり顔で厚顔無恥して [本・執筆]



これが自分流の最たるものです。
訳知り顔とでも申しましょうか。
厚顔無恥な人物ほど、イケシャアシャアとのたまるのです。
 
でも作家性とはこのようなものですね。
間違い探しをするのは読者です。
出版社経由の由緒正しい本だと、校閲制度があります。
出版前に根拠の洗い出しをしてくれます。

最近は予算が無くて、編集者が見て確認するだけだと聞いています。
これも出版不況の影響でしょうか?
それにITの進歩で、根拠の確認が行い易いからか?

マニアックな話題や題材なら、混乱をするでしょうが読者も少ない。
一般的な専門内容なら、電子辞書や百科事典サイトで確認できます。
校閲しやすい環境が整っていると言えますね。

私も出来る限り書籍で調査します。
次にネットで、信頼の高そうなサイトで調べます。
それ以外は野と成れ山と成れです。
歴史ドラマでも書かない限り、何かと突かれることが少ないもの。

奇想天外なものがたりなら、歴史的事実は後回しです。
かしこまった作品を書いたりしないように、題材を選定します。
逆転的に突っ込み処満載の方が、楽しく読めるモノです。
騙された感覚よりも、楽しませて貰えた方が増すからです。
 
先日も2時間サスペンスを見ていて感じました。
原作付きなのに、トリックが変でした。
気にならない人には気にならないから、構わないと判断したのでしょう。
ソレはソレ、コレはコレです。
 
でも自分的には悶々として夜を過ごしていたのです。
翌日にはスッカリ忘れていたのに、今日思い出したわけです。
ブログの題材に困って、書き出したら思い出してしまった。
余計な物を掘り起こして事件が始まるのは、サスペンスの王道です。
現実の人生で、それは変だよこの作品となりました。
 
テレビ局や、出版社、作者の元に抗議文が届いたかは不明です。
ネットの記事でにぎわう事も無いみたい。
皆でスルーしたのですね。

自分は今頃になって、ネチネチ書き貫いています。
でも2時間の殆どを楽しんだので、OKですね。
最後の方で悶々としたのは、無料番組への必要経費です。
致し方ないと思う事にします。
 
どんな作品でも、一流のプロでも完璧は有り得ません。
それが創作劇というものです。
現実の世界は小説よりも奇なりなので、何が起きても真実です。
ビックリ仰天も、想定外も忖度も現実です。
これがドキュメントや報道が、強い求心力を持つ理由です。
空想・嘘の創作は、常に現実と闘い、真理を焙りだす力を行使します。

自分も現実から目を背けて、真実の探求に大嘘の放言を繰り返すのです。
良い作品は、良い嘘で塗り固められるのです。
頑張って努力し続ける所存です。
 






 


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