指先から灯る気合 [雑多なこと]
寝ていた体を起き上がらせるには、先ずは指先からです。
全身に気合を込めて、起きるのは大変な勇気が必要です。
大抵誘惑に負けて、起き上がれないモノです。
起き上がるどころか、そのまま寝てしまう。
良くあることですよね。
この時季ならまだしも、冬場は駄目です。
余りの寒さに、起き上がる理由さえ否定してしまうのです。
大切な理由まで否定しては、起き上がる切っ掛けさえ消えてしまいます。
でも、指先一本なら起き上がられます。
指が動いて、立ち上がる事実が灯となるのです。
すると手の平が起き上がり、腕が起き上がる。
空間に両腕が突出できたらしめたもの。
次は足を同じように、指先から目覚めさせるのです。
両手両足が起きたら、次は頭部です。
目蓋が開ければ、鼻腔を開いて息を排出するのです。
空気が出れば、空気を吸えるでしょう。
首を左右に振って、視野の限界まで空間把握します。
これで現実世界が帰って来ます。
夢の世界とはお別れです。
首を擡げたら、上半身を起き上がらせます。
体がたたまれると、息がもう一度排出されるでしょう。
息を吸い直して、両手で上半身を支えるのです。
これで体が起きる準備が整うのです。
もう一回息を吐いて吸ってして、現実世界を感知します。
血液が身体を駆け巡る感覚があれば、準備万端です。
両足を動かして体を持ち上げます。
両手で各種補助行動すれば、立ち上がれます。
指先の動いた実績が自信になるのです。
立派な自信にすればいい訳です。
指先から小さな勇気が見えたら、次第に大きくするのです。
これがコーチングの技法だと、最近知りました。
危険な目に合って逃げる時も、こうして身体を復活させればいいのです。
事故等の危ない場面で、逃げる算段を組むのに役立ちます。
日常生活で利用する習慣が、災害時に役立つ訓練になるのですね。
『もう駄目だ』が、遠くに立ち去せることにも繋がります。
少ない時間や期間であっても、有効活用する切っ掛けにできるみたいです。
頑張る習慣がなくても、頑張る起爆剤に使えるみたいです。
グウタラな自分には、ピッタリな技法でした。
あんまり頑張らないようにしたいです。
その為にも、勇気を灯す手法として、知っておきたいですね。
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