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古典語を学ぶ [お稽古・勉強]

本日は先月に続いての古典ことば。
奈良や平安くらいの言葉についての勉強続編。


母音と子音の構成で簡素に出来ている現代語。
かつては微妙に子音の発音が違っていたらしい。
その当たりを学んだのです。


英語なら日本人はLとRの区別ができない。
そのように生まれ育ったからですね。
昔は中国や朝鮮からの文化流入で、言葉が多彩だったようです。
大昔の知識人は、さぞかし大変だったのだろうと想像してしまう。
いまだって、通史は大変だろうと思う。



昔は言葉とは音だったのでしょう。
文字文化は木簡や紙と墨筆が発達して、文字の文化が起きた。
そう思うのです。
だから文字を見過ぎて目が悪い人など居なかったでしょう。
代わりに音や振動、気配に敏感だったと思うのです。
言葉と同様に音や振動は大切な交流手段だったでしょう。
子供たちの行動を見ていると想像が膨らみます。



最近まで熱を入れていた舞台も音の世界。
客席の奥の方に届くのは声です。
身振りや手ぶり、素振りは二次的な表現です。
映像世界との違いです。
言葉を届ける。
歌と同じです。



最近は日本語になっていない歌ばかりだから、心に届かない。
この10年で歌を聞く習慣を捨ててしまった。
自分が歌を謡うようになり、ますます聞かなくなった。
届かない言葉は、届くように歌いたい。
そんな気分ですね。



コーラスで言葉に関しての意識が増しつつある。
貧乏で個人ボイストレーニングに行けないのが痛い。
日本語の古典を思い描きながら、何か気持ちを届けたい雰囲気を味わう。
歴史と通じて過去とつながる気分が起きる。


年配者が文学への関心を増す機運を体験しているのでしょう。
知らない事を知り、解らなかった感覚を味わう。
味わえる年頃になれた。
人生の味わいを知るのも初老になったからこそ。
今、そう考えられるようになりました。
悪くないナってね~。




 

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